2009/09/29

■ 平面構成 6 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------

価格:1,575円
(2012/1/20 12:58時点)
感想(0件)



四次元のイリュ−ジョン



街中のポスターなどで、本当に走っているようにみられる車とか、
人のポスターを見たことがあるでしょう?

われわれは、生きて動いている時間的動物であり、
他の動くものに対して大きな関心を持ちながら生活しています。

しかし、平面構成では画面は静止した二次元のスペースで
あるために、動きや時間を直接的に表す事は出来ません。

それで、画家やデザイナーは何とかしてものの「動く感じ」を
二次元の画面上に表そうとして長い間苦心をはらってきました。


アートの世界ではこの「動く感じ」を作る事を、
動勢とか、ムーブマンとか、ムーブメントをつくるというように
呼んできました。

そこでこの問題、即ち二次元空間におけるムーブメントの
表現技法というものを確認し、併せてリズムという事についても
確認してみよう。

リズムは、ムーブメントと密接な関係をもっていて
形態に生命感を与える重要な表現の方法である。

そして、デフォーメイション(デフォルメという言葉はよく聞くと思います)
という変形方法、種類についていろんな作品を参考にしながら、

あなた自身の発想法の開発と技法について、経験値を
増やしていきましょう。

最近のいろんな技術は、平面の世界で本当に動きのある様子が
簡単に表現できるようになった。

錯視効果の利用や影の形の構成の仕方、3D立体めがねで
見るという映画館まである。

空間的にもブラインドの利用作品とか電気を通すと色が変わる
ガラスとか、液晶の技術がこれからの21世紀の平面デザインを

変えていくことになるかもしれません。



  ■ 本日の課題 平面構成 6 ■


 正方形と三角形による美しい平面構成を創る


単色のカラーペーパー(色紙)とチラシのような
印刷物の紙を切って3cm角ぐらいの正方形と三角形を、
10枚程度用意してください。

別なA−3の白いケント紙等を台紙にしてに
次の条件に従ってまとめてみましょう。

左半分に五つ以上の正方形を使って、
動きを感じる美しいパターン構成。

右半分に五つ以上の三角形を使って、
メカニカルで動きのある美しい平面構成。

カラーペーパー等を使って美しく切り貼りする。

デザインの構成原理、
ユニティー・ハーモニー・バランス・リズムを考慮する

単色のカラーペーパーのみを並べた場合、
チラシを一部入れた場合、
すべてチラシの紙で切り張りした場合。

それぞれ、自分にとって表現できているか、いい感じになるか
試しながら(シミュレーション)やってみましょう。


   
 [ 参考HP ]
 
イリュージョンフォーラム 錯視一覧 >>


 ◇◇
この章のキーワード

□ムーブメント
□リズム
□デフォーメーション
□アナモ−フォシス
□メタモ−フォシス
□影絵
□フォトグラム
□ホログラム
□墨流し


◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------



デザイン 平面構成のE-Bookはこちら







0 件のコメント:

コメントを投稿