2009/10/26

■ 立体構成 2 ■

-------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-------------------------------------------

価格:6,300円
(2012/1/20 13:55時点)
感想(0件)



 素材を重視した構成


立体の造形作品をつくるとき、必ず要る物が「素材」である。
従来の制作方法はまず、あらかじめプランを完成しておいて、

その目的にかなった素材を選んでつくるのが一般的であった。
現代では、これとは反対に素材から入る場合がすくなくない。

それゆえ、制作に携わる者は日頃から素材の性質や特徴を
よく知り、それを造形に活かすことに習熟しておく必要がある。

それは知識として持っているだけでは十分ではなく、制作、実験、
参加など、何らかの体験を通して身に付けておくことが大切である。

素材それ自体の研究と並んで重要なのは、素材を加工する
手段(道具・機械)の研究である。

素材は加工手段を限定するが、その加工手段は形の
ありようを定める。

結局、加工手段は素材の性質とともにフォルムを決定する。
そういう意味から加工手段の研究は大切であり、新しい素材や

加工手段を創造することはさらに重要である。
そのような努力の中から新しい「技法」が生れてくる。

このように、素材−加工手段−技法という系列の観点から
三次元の造形についていろいろと考えてみよう。




   ■ 立体構成 課題2 ■

本日は素材のうち、どこにでもある厚紙またはダンボール紙を
使用します。

5センチメートル角の厚紙を20枚ぐらい用意しましょう。

自分の思うところにカッターナイフかはさみで切り込みを入れ
切り込みどうしを差し込んで、何かの厚紙を使った立体造形作品を
作ってみましょう。

どこに切り込みをいれて、どこまで差し込んでいけばいいのか?
素材−加工手段−技法という観点を確かめながらなにも

用途は持たないが、ただ厚紙(ダンボール)でつくる美しい
立体モニュメントを作ってみましょう。

もし、その素材がアクリル板やステンレス板なら家のどこかに
飾れるぐらいの作品を期待します。




 ◇◇この章のキーワード

□木による造形
□金属による造形
□紙による造形
□プラスチックによる造形
□セラミックによる造形
□光による造形
□水による造形
□新素材による造形

◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------



 ◇◇

デザイン 立体構成のE-Bookはこちら











0 件のコメント:

コメントを投稿