2009/11/11

■ 色彩デザイン 1 ■

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これは、シャルトル大聖堂のステンドグラスです。
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色彩のあれこれ

デザイナーが、画家が、建築家が、色彩を使うときもっとも
重要なことは、その人たちが色の本質を知っており、

 色をよく感受できているかどうかということであるのは
いうまでもない。

すぐれた芸術家は、そのことを良く知っているはずである。
過去の、そして現在の芸術家・デザイナーは、 おそらく未来の

デザイナー達も、あたかも科学者のように、キャンバスの上で
色の実験をし、科学者もまた、ある条件のもとで観察と実験を

くりかえし色の本質をつかもうとしてきた。

色彩の研究の歴史を振り返ると、古代の宗教を別として、
芸術・デザインと科学の相互作用によってその流れが、
今日にまで至っている。

少し前のコンピューターは256色とか、ごくわずかの色しか
再現できなかったものが、今は数十億色とかとんでもない色の
数を再現している。

しかし、それを見て感受するのは我々人間であり、我々が色を
感じるためには光とか視力とか、視神経の科学の問題まで
扱われねばならない。

錯視のようなイリュージョンが色彩の視覚的現実であり、
色彩のデザインとは色彩が私達の生活の中で 「生きている」ことの、

すなわち人間の「眼」の持つ本質であることを確認しようという
試みである。



 ■ 本日の課題 色彩デザイン 1 ■

色と温度   寒さ・暑さ・暖かさ・涼しさ・冷たさ・熱さ

色彩のイメージと心理効果についての、 自分の感覚を
みつける課題です。

3つの色を使って寒さ・暑さ・暖かさ・涼しさ・冷たさ・ 熱さを
表現して下さい。
 
パステル、マーカー、色鉛筆、ガッシュ等 何を使っても
構いませんので紙に3つの色をつけて、上の環境の状態を
自分なりに表現してみましょう。

色をつけるということは必然的に形になります。 

平面構成で学んだように形のイメージを利用してもいいので、  
とにかく色をつけるということにトライしてみましょう。
 
難しい場合は、自然の景色や自然そのものの成り立ちの配色を 
思い浮かべて手本にするといいでしょう。


    [ 参考HP ]

春、夏、秋、冬の平面構成作品です


 [ 制作のヒント ]

色から受ける温度の印象をもとに、読んだ瞬間にマスター出来る
配色法を書いてみます。

色の3原色や加色法、減色法、暖色、寒色、補色、グラデーションなど
色についての基礎知識の一切入らない方法です。

それは自然の景色や自然そのものの成り立ちの配色を、
思い浮かべて手本にする方法です。

色彩感覚は個人の千差万別で配色にセオリーはありませんが、
配色に迷った場合なんかはこの方法は簡単で役に立ちます。


 ◇◇この章のキーワード
□宗教と色彩
□色彩科学の始まり
□色覚論
□電磁波と光
□眼の仕組み
□色立体とカラーシステム

 
◇◇
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