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(2013/5/13 22:34時点) 感想(1件) |
■ 住宅設備機器 その2 ■
近年、省エネルギーの観点から住宅に気密性・断熱性を重要視する
ようになり、設備に依存する傾向がますます高くなってきている。
基本的には通風、採光など四季を楽しむプランを優先するべきだが、
都市化が進むにつれて設備に頼るのはいたしかたがない傾向もあり、
そうした状況下においてコーディネーターは、より利便性があり、
そしてランニングコストやイニシャルコストのバランスを考えた
暖冷房の住宅設備機器を選択しなければならない。
1、暖房・冷房の種類
暖冷房には、こたつや石油ストーブ、扇風機などの河搬式器具から、
大規模団地での地域的暖冷房システムまで、多種多様である。
ここでは、建築設備としての暖冷房設備機器とシステムについて、
住宅を対象とした範囲で説明する。
1-1、暖房設備機器
①直接暖房
②温風暖房
③温水暖房
④床暖房
1-2、暖房システム
①個別システム
②住戸セントラルシステム
③住棟セントラルシステム
④地域セントラルシステム
1-3、省エネルギー
太陽熱、地熱、風、波力など
1-4、冷房設備機器
冷房設備の方式は、運動方式によっていくつかの種類がある。
温熱源と組み合わせて、暖・冷房併用設備として用いられる
ことが多い。冷房設備の熱源機から端末の機器へ循環される
熱媒体は、空気、水、冷媒の3つである。
ここでは代表的な水と冷媒方式についてのみ記する。
いずれの方式も、使用熱源は電気、石油、ガスである。
①冷水方式
ファンコイルユニットと水冷式パッケージエアコン
②冷媒方式
空冷式パッケージエアコンとヒートポンプエアコン
1-5、暖冷房の温度調節
①加湿 ②減湿(除湿) ③乾燥
1-6、燃焼機器
戸建て住宅を中心とした給排気方式の分類
①開放燃焼型(一般的なガスコンロなど)
②半密閉燃焼型(CF、FE)
③密閉燃焼型(BF、FF)
④屋外型(RF)
2、換気設備機器
最近は「高気密・高断熱の家づくり」が基本の住宅が多くなり、なおかつ
シックハウスという問題も発生してきたため、昨年、平成15年7月1日から
建築基準法が改正され、建築基準法施行令第20条の6第1項に
適合することが必要となりました。
この条文の主な内容は以下のとおりです。
(1) 連続運転(24時間対応)によって全居住室における全般換気が可能な
機械換気設備を設置する。
(2) 相当隙間面積に関係なく換気回数 0.5回/h以上を確保する。
(3) 各居住室に給気口を設置する。
(4) 各居住室に排気口を設置するか、排気経路にアンダーカット、
ガラリ等を設置する。
2-1、換気扇の種類
①プロペラ式換気扇(壁取付け)
②ダクト用換気扇(天井取付け)
③熱交換型換気扇(壁取付け・天井取付け)
2-2、24時間換気システムなど
上記の法令により、この連続運転(24時間対応)システムが各社より
製品化され、出されている。
2-3、局所換気用製品
①キッチン レンジフードファン
②浴室 浴室用換気・暖房・乾燥システムなど
③トイレ トイレ用人感センサー付きパイプ用ファンなど
④床下換気、小屋裏換気システム
[参考HP]
いろいろある換気の種類 >>
■ インテリアコーディネ-ター 20 課題 ■
上に住宅設備機器商品の種類を並べましたが、各商品ごとに
いろんなメーカーから商品が世野中に出されています。
HPや商品カタログなどから、それぞれの特徴などを
自分で調べて施工法、養生法、メンテナンス方法などを確認し、
コーディネートの時に生かせるように身に付けておきましょう
◇◇
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