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2009/12/03

■ プレゼンテーション 5 ■

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■ 情報をデザインする ■

視覚でとらえた風景や印象を言葉で言い表す事の難しさは、
誰もが経験していることでしょう。

デザイナーの感性を磨く練習法(立体構成 4で説明)に、
この自分が感じた思いを言葉にするという練習法もありますが、

それが、クライアントや相手にとって不慣れな分野であれば
共通の用語が乏しい中で理解させたり、言葉だけで自分の思い

描いたことを具体的に伝える事は難しい。
その点、視覚的な方法を含んだ情報は言葉よりも何十倍も

雄弁に物語ってくれる。

プレゼンテーションとは、言葉だけでは伝わりにくい内容を、
クライアントに出来る限り正確に理解してもらうための手法ともいえる。

プレゼンテーションパネル、模型、写真、動画、アニメーション、
それらを駆使した説明会、発表会などのまとめとして最後に

これらの情報をデザインする「情報デザイン」ということから、

誰でも学校や仕事で行っているであろうWEBデザインの
基礎ともいえる、企画書、提案書等についてまとめて

デザイン基礎のプレゼンテーションを終了いたします。



昨今の情報デザイン学科は、インターネットによる
今後の社会を見据えたグラフィックからWEBデザイン、

そしてプロダクトデザインというモノつくりのデザインまでも
包み込んだ領域を対象とし、最後は情報メディアという

今最も新しいツールを駆使した、またはそれらを活用した
デザイナーなりクリエイターを目標としています。

ここでは、デザイン基礎のプレゼンテーションとして
WEBページにも関連する企画書、提案書、説明会資料などの

まとめ方について記していくことにします。


1、企画書(提案書等含む)作成の展開

企画書を構成する際、最初に考えるべき事は
何をどのように展開させていくかということである。

文章の構成をまとめる時など、よく「起承転結」を
念頭において考えるが、プレゼンテーションにおいても

それは同じで、それぞれの企画内容に合わせた
「起承転結」に沿って展開を考えるべきである。

プレゼンテーションの展開には以下のような流れがある。

①「テーマ」(THEME)を設け、それに沿った
形で構成を練り上げていく。

②現在の状況が「どうして」(WHY)起こったのか、
原因を提示する。

③現状を解決するものとして「何が」(WHAT)
必要なのかを考える。

④「WHAT」で導き出された結果を「どのように」
(HOW)実行するのか、アクションプランを立てる。



◇◇この章のキーワード◇◇

◇企画書(提案書等含む)作成のデザイン技術
◇企画書(提案書等含む)作成の図解技術
◇企画書(提案書等含む)作成の写真技術
◇企画書(提案書等含む)作成のグラフ技術

◇ビジュアルコミュニケーション
◇企画提案・プレゼンテーション
◇資料をデザインする
◇情報デザイン
◇図解化プレゼンソフト


[参考HP]

デザイン言語基礎論 情報をデザインする>>




■ プレゼンテーション 5 課題 ■

先週からの、引き続き課題です。

[コクヨ デザインアワード2013] >>


前回の課題の発表会、説明会は上手くできましたか?
あまり上手くいかなかった方に、もう一度挑戦してもらいましょう。

上手くいった方も、今度は共感・感動を得られるプレゼンテーションを
してみましょう。

あなたの考えた作品を、本日学習した提案書として作成してみましょう。
用紙はA−3ですので、A−3のまま表紙、そして「起承転結」に沿って

何かの写真やグラフなどを用いながら展開を考えてみましょう。
そして、再度ご家族や友人達にプレゼンテーションしてみましょう。

前よりも説明資料はありますので今度こそ、あなたの作品の良さや
デザインのよさを表現してみましょう。

目的は、出席者の半数以上の同意・共感を得ることです。

頑張って挑戦してみてください。
デザイナーはいつもこんな事を要求されているのです。


◇◇

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■ プレゼンテーション 4 ■

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■ プレゼンテーション発表 ■


プレゼンテーションには、パネル、インターネットのWEBページ、
雑誌やポスター、建築やインテリアのデザインコンペなどのように、

黙って主張する静的なプレゼンテーションと、建築やプロダクト
デザインのように何度も何度も、クライアント・事業主などに

プレゼンテーションをして同意や了承を得ながらまた、デザインを
繰り返していくという動的なプレゼンテーションが有ります。

デザインは人々の生活とともに、産業や経済、文化など社会の
多側面にかかわる創造行為です。

このためデザインの主要段階で関係者によるさまざまな視点からの
検討評価が必要となります。

この検討評価のために、デザインの目的、内容、特性などを他者に
わかるように的確に説得力をもって表現する能力が必要になります。

ここから、2回はこの動的なプレゼンテーション、会議や説明会などの
多数の人々がいるところでのプレゼンテーションについて記していきます。

デザインも基本的には、ビジネスなのでこの動的なプレゼンテーション
能力をつけることは、自分の作品を作り説明するというデザイナーに

とっては、デザイナーとしての能力に大きな比重を占めつつあります。
むしろ、この能力に長けたデザイナーの方達が世の中を
占めているのかも知れません。



1、プレゼンテーション発表(あくまで一つの例である)

1−1、プレゼンテーションの構成

・論理的な流れに沿って全体を構成する。
・プレゼンテーションをいくつかの部分に明確に区切る。

・論点を一貫させる。
・内容が広範囲になりすぎないようにする。

・論理的な結論を示す。


1−2、最大限の効果を引き出す

・はっきりとしたわかりやすい言葉でポイントを述べる。

・文書、図、グラフィックの資料を使い、ポイントの理解を
助け内容を補足する。

・データや情報の関連性を、全体を通して維持する。

・事例や面白い実例を加えてポイントを強調し、出席者に
対する関心を示する。

・論理的な展開をして、次のポイントにつなげる。


1−3、オープニング

・プレゼンテーションの目的(自己紹介)

・トピックと出席者とを関連付けをする。

・出席者の関心を引き、プレゼンテーションに引き込む。


1−4、テーマについて

・テーマ(自分の主張)の説明。


1−5、実例によるテーマの裏付け

・テーマをまとめて、繰り返す。
・テーマを裏付ける実例を引用する。


1−6、トピック

・各トピックの詳細な説明。
・出席者に合わせたエピソードや具体例の紹介。
・トピックの関連情報を説明。


1−7、各トピックの意味付け
・各トピックの内容を要約し出席者に印象付け、留意点を喚起。


1−8、参加者からの要請と具体的対応策

・フォローアップのための対応策


1−9、クロージング

・ポイントをまとめる。
・結論を述べる。結論を出席者と関連付ける。
・ 



余裕があれば
・今後の考察に役立つ項目を説明する。
・将来的な戦略や、計画、目標設定を勧める。



[参考HP]

効果的なプレゼンテーションとは?>>


◇◇この章のキーワード◇◇

◇ビジュアル・コミュニケーション
◇バリアフリープレゼンテーション法
◇映像プレゼンテーションの役割




■ プレゼンテーション 4 課題 ■

前回からの、引き続き課題です。 

[コクヨ デザインアワード2013] >>

出来上がったプレゼンテーションパネルを用いて、あなたの考えた
作品をご家族や友人達にプレゼンテーションしてみましょう。

プレゼンテーションパネルを壁に張って説明するか、若しくは
手に取って説明するか、どちらでも構いませんので何とか、

あなたの作品の良さやデザインのよさを表現してみましょう。
目的は、出席者の半数以上の同意を得ることです。

今回は、共感を得るとこまでいかなくてもいいでしょう。
頑張って挑戦してみてください。

デザイナーはいつもこんな事を要求されているのです。

◇◇

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プレゼンテーションテクニック 2

街はプレゼンテーション、デザインのショールーム



新年度が始まって、新しい参考書が必要になりブックストアの
入っているデパートへ行ってきました。

ちょっと、電車に乗って街中へ出かけると
街はありとあらゆるデザインのショールームのようです。

そこにはあらゆるジャンルのショップがところせましと並んでいます。
地上はもちろん地下の隅々まで様々なお店がひしめき合っています。

それぞれの店は一人でも多くのお客さんの注意を引こうと
個性的なデザインを競っています。

そして一つ一つのお店の中にはたくさんの商品が
ぎっしりと詰め込まれています。

そのひとつ一つの商品が又、購買欲を掻き立てるために
デザインされています。

小さなお店に並ぶ商品を見ながら、一体このお店だけで
何人のデザイナーが関わってるのだろうかと考えてしまいます。

店舗そのものをデザインした建築かインテリアの人、
商品のパッケージをデザインした人、

商品そのものをデザインした人、あと関連するコピーライターや
カメラマンやイラストレーターなどの人達を考えるとかなりの人数です。

街を歩いていると知らぬ間に、デザインの仕事を山ほど
見ることになります。

形、色使い、言葉、素材、等全てが参考になります。
そして、プレゼンで使えそうなキャッチコピーの文章までも。



□プレゼンテーションテクニックの中から 文章を入れる□


設計で作品を発表するときには、図面ではどうしても
表現できず、言葉を使わなければならないことがある。

いわゆる設計趣旨というものである。

コンペ等の場合、用紙枚数の規定上図面と同じ用紙の中に
書くように指定されるのが普通である。

これは出来るだけパネルとして、つまり読むものとしてではなく、
見るものとして表現することを求められているからだ。

設計趣旨、コンセプト、つまり主張するポイントや
なぜこのような形になったかなど、出来れば設計そのもので

文章などをくどくど読ませるのではなく
見て分かるようなイラストなどで表現すべきだと思う。

いずれにしろ、プレゼンテーションパネルは
ポスターのようなものであるから

最初にキャッチフレーズのようなタイトル、
次に副題を付けるとすれば短いコピー

そして、簡潔にまとめた説明文としてまとめ
訴求効果を高めなければ見てもらえないだろう。

人まねでもいいので、先人たちのグラフィックデザイン的な
点を真似してみることからどういう文章つくりをするのかを

考えて見てみましょう。



■ プレゼンテーション 3 課題 ■

先週からの、引き続き課題です。最終のまとめに入りましょう。

[コクヨ デザインアワード2013] >>


コンペ課題の各素材(パース図、上面図、正面姿図、側面姿図など)が
そろったところで、最後のプレゼンテーションです。

アナログタイプで仕上げることにした人は、切り貼りしながら
最後にカラーコピーをとって提出しますので、ボードの色から吟味し

各素材の描いた紙をどのようにレイアウトしていくかということが
ポイントです。

その時に、各素材の紙の色とプレゼンボードの色に注意しましょう。

パソコンで仕上げて提出しようという人は、プレゼンの基本に注意しながら、
作品を仕上げてください。

どんな作品に仕上げると審査員の目に留まるか、
そして審査員の人々のいい評価をもらえるか。

既に終わってしまったコンペ課題でしたが、入賞者の作品を見ながら
どういうプレゼンテーションをしたのか、考えながらこの課題を
やってみましょう。 


[ 制作のヒント ]

今回のコンペの提出枚数は、A−3用紙1枚ですので
用紙の共通性とかは考慮しなくていいでしょう。

もしコンペに提出するのではなく練習として取り組んでいたりして、
どうしても説明用などでもう1枚、枚数を増やすなら、

ボードの共通性を考えながら作品作りにトライしてみてください。


[ 参考HP ]

コクヨ デザインアワード2013 受賞作品を見てみましょう。


◇◇
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プレゼンテーションテクニック 1

テクニックを駆使しよう

表現方法にはいろいろなテクニックがあります。
建築・インテリア等で言えば図面を描くという事が中心の
表現になるであろう。

製図で行う図面表現は、普通、施工(工事を実際に行うこと)の
ための図面表現か、またはごく基本の記号であります。

施工のための図面というのは、分かりやすさと正確さ、
しかも誰でも差がなく共通に理解できるものでなければならないが、
プレゼンレーションは違います。

相手の主観に訴え、そこから強い反応を引き出そうとしなければ
なりません。

だから、スタンダードな記号ではなく、いろいろなテクニックを
駆使して効果を高めなければなりません。


しかし、ただいろいろなテクニックを寄せ集めて表現につかってみても、
それが、自分が表現しようとするポイントと関係がないものであれば、

図面は一見派手でにぎやかなものになるが、制作者の意図は
伝わってこないで焦点がぼやけてしまう。

テクニックとは、あくまで目的がある場合に
それを達成するための技術・手段でなければならない。

従って、このテクニックにはおのずと個性が表れてくるものです。

表現しようとする内容が個性的であれば、その表現手段も個性的な
ものになるはずである。

自分独自の雰囲気を持った図が描けるようになるのは
並大抵のことではないが、はじめは人真似でもいいからやがては、
自分流のものになるように努力してみましょう。

ここでは、デザインのプレゼンテーションということで、
デザインジャンルそれぞれのテクニックがあるかと思われるが、

物つくりの一番大きなものを扱う建築のプレゼンテーションで
説明していく事とします。

何故ならば、インテリアも商品のプロダクトも手工芸のクラフトも、
生産物という捕らえ方をすると、同じジャンルであり

プレゼンテクニックとしては同様だからである。


□ プレゼンテーションテクニック □


テクニック 1、  立体的に描きみせる。
テクニック 2、  陰をつける

テクニック 3、  鉛筆でしあげる
テクニック 4、  色を付ける

テクニック 5、  コンピューターを駆使する。
テクニック 6、  フリーハンドで描く

テクニック 7、  模型・模型写真を使う
テクニック 8、  文章を入れる

テクニック 9、  レイアウトを考える
テクニック10、  情報機器を駆使する  等々



■ プレゼンテーション 2 課題 ■

プレゼンテーション 1の課題はどんな具合でしょうか。
何か、ビジュアル的な絵は出来たでしょうか。

日常の固定観念を捨て、空想の世界へ行き非日常的なことを
空想・想像してみることから、イメージをなんとか

ビジュアルな絵にすることでした。

遊びごころのある○○、しあわせを感じる○○、○○のような成長スタイル、
モチベーションアップのための○○、というような何かボヤーっとした
絵のようなものでもいいでしょう。

次にそれを具体的な形にしていくことです。
このときに機能とか用途を考えながら必要な物を
取り入れていきましょう。

上手く出来ないという時は、物語を考えながら
イメージを湧かせます。

いつ、どこで、誰が、何のために、どんな風に使うのか、
といった5W1Hの事を考えながら、形をつくっていくといいでしょう。

上手くストーリーができれば、そのままコンセプトに
なりますのでここの部分も重要ですね。

用紙はA−3ですので10cm×10cmぐらいの
パースにして色をつけてみましょう。

あわせて、上面図、正面図、側面図等を図面にするか
絵にするかして描きましょう。

コンピューターを駆使するか、アナログのまま進めていくかは
自由ですので、今回はとにかく、プレゼンテーションの

レイアウトに必要な上記のような素材を作りましょう。



[ 参考HP ]

コクヨデザインアワードの過去の入賞作品を見てみましょう。

コクヨデザインアワード アーカイブ >>


[ 制作のヒント ]

過去の入賞作品を見ながら、どんな風にプレゼンテーションしているのか、
何を伝えようとしているのかを参考にしながら、自分の作品の場合は

どうプレゼンテーションしていったらいいかを考えてみましょう。


◇◇

この章のキーワード  上記、本文中に記入済み

◇◇
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プレゼンテーション用語


提案方法・表現技法

何かを創造する行為とは、本来は何もないところに
日常性の枠をこえて、こうしたらいいな、こうなったらいいなという

願望をキーワードにしながら、それを形にする事をいいますが、
実際に作った作品で表現できる絵画や彫刻、

プロダクトやクラフトデザイン物は、つくった場所で表現するのであれば
ここで終了かもしれません。

しかし建築やインテリアなど実際に作る訳にはいかない物、
材料が高価でつくる前につくっていいかどうか承認を得る場合、

また実際に作られたとしても遠く離れた人々に作品を伝えることの
表現手法としてプレゼンテーションがどうしても必要になってきます。



平面的(絵画、イラスト、グラフィック等)なものでも、立体的(彫刻、建築、
インテリア、クラフト、プロダクト等)なものでも、そこには作者の基本構想、
企画設計、基本設計などには、実に多くの提案方法があります。

現在、デザイナー達の表現技術が設計(たとえば建築の実際の中身)の
質とかけはなれて、あたかも独走しているかのような状態ですが、

その一因は、私たちデザイナーが言葉ではなく形のあるものを
対象としているためにおこる説明不足かもしれません。

しかし、逆にひとつのすばらしい哲学も、造形的表現、技術的表現が
なくては観念のままで終わってしまうともいえます。

すぐれた提案は思想と表現のバランスがよくとれている、
つまり現実をしっかりとらえ、さまざまな要求に対しそれぞれの個性を追求し、
しかも互いにさからうことがありません。

わが国には、優れた自然と環境文化の伝統があります。
私達デザイナーはあらゆる機会を通じ、環境造形文化を
プレゼンテーションしていきたいと思います。

それが、21世紀の我々の社会文化を築き上げていくはずだからです。
10年後、20年後の環境造形文化はどんな作品が出揃って
いるのでしょうか。

ここでプレゼンテーションの具体的な作品例に目を転じてみれば、
その特徴として、カタログ的であり、POP的であり、複製が

可能である(模型にも写真化という方法があるように)ということがいえ、
さらにいっそうグラフィカルなポスター表現を目指しています。

いいかえればプレゼンテーションはデザインの社会性を
追求しているのではないでしょうか。


■ プレゼンテーション 1 課題 ■

課題 「コクヨデザインアワード2013のコンペにトライしよう。」

コクヨデザインアワード2013 >>


ここからは上記のHPより抜粋

デザインには力がある。それはたくさんの人を心地よくしたり、感動させたり、
ときには考えるきっかけになります。

自然災害や大気汚染といった環境問題やさまざまな人口問題を抱える今日には、
そんなデザインの力が必要なのではないか、と私たちは考えました。

見て、使って、みんなが笑顔になっていく。気づきをあたえ、動きがうまれ、
明るい未来が築かれていく。


− HAPPY × DESIGN − これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるように




1作品につき作品タイトル、一般的な名称、コンセプト、
全体図(イラスト、3DCGなど)      

および三面図(正面・平面・側面)、寸法、作品ラベルを
A3サイズ(縦)1枚で表現してください。


審査基準

1. テーマとの適合性

2. 新規性(類似品、既製品が存在しないもの)

3. 機能性(際立った機能を備えたもの)
4. 造形性(魅力的なフォルム)

5. 商品化の可能性


[ 制作のヒント ]

日常の生活用品の中から困っているもの、もっとこうだったらいいなと
思うもの、こんなデザインのほうがいいのにと感じるものを探してみましょう。

つぎに日常性の枠をこえて、こうしたらいいな、こうなったらいいなという
願望をキーワードにしながら、言葉・文章を沢山羅列してみましょう。

日常の固定観念を捨て、空想の世界へ行き非日常的なことを
空想・想像してみることからまずは言葉にしてみましょう。

当然、元気のある○○、幸せを感じる○○、○○のHappyスタイル、
用途に遊びごころのある○○、

HAPPY、幸福という言葉をちょっと言い換えたりして「成長を目指す○○」、

何でも使える○○、役に立つもの、なくてはならないものなどの
言葉にしてみると、イメージが膨らんでくるでしょう。

つぎにそのキーワードをなんとかビジュアル、絵にすることです。
今回の課題は平面的な絵を描く所までにしましょう。

絵が出来たら、デザイン基礎演習でしたように形にすることですが、
ここからは次回のプレゼンテーション 2で説明していきましょう。

実際に出すわけではないので、気楽にトライしてみましょう。


◇◇この章のキーワード

□ ショードローイング
□ パースペクティブ・ドローイング
□ モデリング
□ レンダリング
□ コンプリヘンシブ
□ テクニカルイラスト
□ P・O・P
□ トレース
□ コンセプト
□ コピーライト

◇◇

◇◇
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