2010/01/30

■ 建築デザイン 4 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------

価格:2,940円
(2012/1/21 17:19時点)
感想(0件)



■ 設計図書と製図通則 ■


どこかで、誰かが自分の家族のための家を建てようと考えます。
自分ではどうしていいのか、解らないので誰か専門家に依頼します。

専門家は、その建てる場所を見に行ってどんな風に建てようか
構想を練ります。

そして、こういった設計をしたいという意図を、設計者自身がラフな
図面で固めます。

そして次に、それを建築主に伝えたいと考えます。
ここに図面の表現上の共通の約束が必要になってきます。

わが国では、それを日本工業規格 JISの建築A0150の項で定めており、
その通則は図面に関する最低限の条件を定めています。

このような基準規格の類は、私たち建築の関係者が実情に合わせ、
良いと思われる方向に育てていくものだと考えます。

このような意味から、ここではJISの原文をみて実際の図面を
参照しながらスタディされることをすすめます。


参考 HP 

日本工業規格 JISの検索ページ >>

この検索窓に「A0150」と入力して検索してください。

図面の役割は設計意図をかためることと、それを伝達することにあります。

ここでもう一度設計の流れを見てみますと、企画作業、基本設計作業、
実施設計作業に大きく分けられており、各段階で必要な図面の構成は
変化することがわかります。

建築主に伝達するものと施工者に伝達するものでは、非専門家と専門家の
違いは別としても、完成する建物は同一でも図面の内容も大幅に違います。

これは計画のもつ多くの面から、相手に必要なものと、あまり必要で
ないものに分けて伝えることになるからです。

ここで図面構成のとき考慮しなければならない要素をまとめて見ましょう。 


○ 表現テーマ(内容)によって違う・・・・・・・・何を伝えるのか?

○ デザインの対象規模・重要度によって違う・・・・

達成しなければならない目標は何か?

○ 生産方法(工法)によって違う・・・・・・・・・どう造るのか?

○ 表現情報の共通要素によって違う・・・・・・・

相手はこの表現をしっているのか?

○ 伝達の相手によって違う・・・・・・・・・・だれに伝えるのか?


設計業務の中で以上のことを考えあわせて図面を作成すれば、焦点のあった、
無駄の少ない、非常に緊張感のあるものとなるに違いありません。

[参考HP] 

            ビジュアル アーキテクチャー展 >>



□ 建築デザイン 4 課題 □

 建築雑誌などで見られる基本設計図面と、デティール詳細図などに
 みられる実施設計図面の違いを理解し、図面を読み取る訓練をしましょう。


参考HP

基本設計図・実施設計図 一般社団法人 新・建築士制度普及協会 HP >>



◇この章のキーワード◇

製図通則
縮尺の違いによる図面表現
図面リスト
企画設計
基本設計
実施設計
実施設計図書リスト
図面のレイアウト
仕様書

◇◇

---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

2010/01/25

■ 建築デザイン 3 ■

------------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
------------------------------------------------

価格:4,735円
(2013/5/12 18:35時点)
感想(0件)


■  図面を描くという事 CADシステム ■


建築製図というものは、単純なものではありません。
簡単にいえば、建物を造るための図面を製作するということであるが、

図面という成果品を造りだすもとには、まず、設計(Planning & 
Design)という行為がある。

設計は、まったく形をなさずに頭の中に構築するだけでも概念として
出来上がる。

近世以前の大工の棟梁や庭師たちが、図面なしに他の職人や労務者に
指示を与えて、その設計された内容を完成したような場合である。

しかし、近代では、技術・技能の複雑化に加えて、契約の問題などが
あって、何らかの設計成果がなければ、建築という非常に複雑な
要素をもった製品を完成することは難しい。

そこで、設計の意図を正確に伝えるために、図面や仕様書などに
表示する事が大切になる。

その図面を造る事が製図(Drawing)である。
なお、建築士法では、図面と仕様書をあわせて、「設計図書」という
用語を使っている。

設計意図の概略は、いわゆるスケッチという簡単な図面によって
伝える事も出来る。

しかし、それだけでは、部分部分の寸法や材料、構造、性能などが
明確にならず、完成品の姿も充分に予想しにくいし、費用の算定も
出来ない。

そこで、できる限り正確で矛盾のない図面を作成しなければならない。

できあがった図面は、建築主はもちろん、多くの工事関係者、
確認申請や許可の申請の審査担当者、消防署、融資があれば

その貸出機関など、さまざまな人が見ることになる。

したがって、図面は正確であると同時に読みやすいものでなければ
ならず、そのために製図の一般的な決まりを度外視して描くことは
誤解のもとになる。

製図には、自己流は許されず、基本から系統的にしっかりと学ぶ
必要がある。

昔は、製図版、T定規、三角定規、鉛筆で製図をしていた。
ある先輩は三角定規一枚で、すべての図面を実に職人技とも

いえるスピードで、すばらしい図面を描きあげたそうです。

私が、学校で学んだ頃はすでに平行定規とかドラフターという
製図機器があり、それにシャープペンシルで手描きの図面を
描いてきました。

手描きの図面の場合、同じ図面を描いているのに人それぞれの個性や
上手、下手さが如実に表れて、いかにきれいに美しく描かなければ
ならないかと苦心したものです。

図面が汚いと設計物件までもが美しくないと評価されたりもしました。

現在は、コンピューターを使ったCAD(キャド、Computer Aided Design)
システムで描くというよりは、図面を編集していると言ったほうが
正解かもしれません。

設計事務所で、前の物件の図面や標準の設計図面をもちいて
編集しながら別な物件の設計図面を作成する。

そこには、個人の性格や上手、下手はうまくカモフラージュされて
しまいます。

しかし、いろんな事務所の図面を見ていくと気付くのですが、
今度は事務所なりの個性が図面から読み取れるのです。

併せて、CADで描いた図面であっても美しいきれいな図面、
そして解かりやすい図面というのが存在するのです。

もともとCADシステム自体が、シャープペンシルをマウスにして
デスクトップを製図板にした感覚でシステムが作られているからでしょう。


[参考HP]

             フリーのCADソフト 窓の杜ライブラリ>>



■ 本日の課題 建築デザイン 3 ■

JW-CAD for Windows をインストールし何の図面でもいいので、
図面を描くということにチャレンジしてみましょう。 

        JW-CAD for Windows(フリーCADソフト)ダウンロード >>


◇この章のキーワード◇

図法とレタリング
設計用紙
デザイン用紙の種類
図法幾何学
平面図学
立体図学
測量図学
図の表現と投影変換
CADシステム


◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

2010/01/20

■ 建築デザイン 2 ■

------------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
------------------------------------------------














■ 建築デザインの目標 ■


設計(建築ではデザインのことを設計と言います。)の目標には、
抽象的なものから、歴史的なもの、景観重視のもの、技術的なもの、
コスト重視のもの、いろいろあります。

しかし、それを利用する人々の切実な要求をできるかぎり活かすと
いう大切なものです。

私達はその解釈に建築への具体化に大きな責務をもつということです。

しかし、そこには個人の自由さのなかに人々が集まって生活するという、
社会的な約束事があり、それらをも守りながら築き上げるという

個人的な観点と社会の福祉に貢献するという観点をも
加味しなければならない。

いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、いかに、という疑問形のうち
「いかに築き上げるか」が目標達成のために一番重要になってくる
所以である。


設計条件のチェックリストを見てみましょう。
(難しい言葉の場合は、インターネットで検索して調べて見ましょう。)



1、建築企画の条件

        いつ、どこで、誰が、何を、何のために、いかに建築しようとしているのか

2、建築敷地の条件

a、計画条件 
   都市又は地域、あるいは地区の沿革  
伝統、習慣、歴史、都市発達の動向、都市機能の性格

敷地付近の地勢
平坦、丘陵、谷間、形、大きさ、地層の概略、標高、
河川の関係、海浜の関係、地すべり

敷地付近の気象
       気温、雨量、積雪、日照、風向(風量)、最大風速、温度、過去の災害

都市区又は地区の人口動態
分布、構成(年齢別、職業別)、世帯の特性、人口変遷、人口密度

都市又は地区の産業動態
第一次産業、第二次、三次産業、周辺商業地現況

都市又は地区の施設現況
公共建物(宗教、金融、医療、教育、交通-鉄道など-、供給処理)

       他の高層ビル、道路施設、市町村役所、公民館、郵便局、上下水道、
       電力施設、駐車場


b、敷地資料

敷地測量図
    法的記述 登記面記載事項(地目等) 既存建築物 現況把握 
                  天然記念物、文化財等

計画道路 計画中のもの(道路、地下鉄など-近辺を含む) 
                                周辺道路幅員、高低差

地上権、地役権
     隣接敷地との連結  側溝、地下障害物等


c、設備施設資料

上下水道施設 位置、容量、将来計画
ガス施設   位置、容量、将来計画

電気施設   電話、TV、有線等の弱電含み 位置、容量、将来計画
エネルギー施設 (プラントとの関係) 熱供給会社等

共同溝との関係 位置、容量、将来計画
じんあい処理施設  位置、容量、将来計画

電波障害対策  電波障害調査等、対策


d、法規の制約

用途地域 有無(住居地域、商業、工業)、未指定
建ぺい率、容積率、壁面線の指定、緑地、空地率
容積制限 容積率、高さ(斜線制限、日影規制等)

防火地域   地域指定 準防火地域

地区指定  風致地区、特別工業地区、文教地区、臨港地区、公園等

事業決定に伴う制限 災害危険区域、建築協定区域等


e、地盤調査資料  許容地耐力等

f、敷地環境調査  景観の現況等、建築計画のお知らせ等近隣対策


3、その他





 このように、現代建築は複雑で高度な機能を持っています。
その設計は、当然それらの機能を充足した上に新しい主張が行われています。

そして設計のチェックポイントは一般の人々が想像する以上に多いのです。
機能のどの一つがもれても、建築全体の質に大きく影響するのです。

さらに、建築の大規模化により、設計側の体制にも組織化が必要になり、
設計者自身は設計の分割された部分を担当するようになっています。

ここに、各担当の作業に重複や欠落した部分が生じないように、
範囲と順序を決めておく必要がでてきたわけです。

このような背景から、チェックリストは設計作業の中にすっかり
定着しつつあります。


■ 建築デザイン 2 課題 ■

今、自分の住んでいるところを建て替えるとしたら
いったいどういうことをチェックしなければならないでしょうか?

道路の位置、方位、実際の日照状況、風向き、など
いろんな点が上記のように考えられますが

デザイン行為のチェックリストとして、次の点を箇条書きで書いてみましょう。


   生活のために必要な建て物が、あなたにとって

生理にとって快適であるか否か それはどの点か

心理にとって自然であるか否か それはどの点か

労働にとって便利であるか否か それはどの点か

欲望にとって満足であるか否か それはどの点か

精神にとって魅力的であるか否か それはどの点か



建て替える場合の目標は、上記の否な点の改善にあるわけです。





◇この章のキーワード◇

◇ 設計のチェックリスト
◇ 設計のフローチャート
◇ 基本構想と企画作業
◇ 企画設計図書作成要領
◇ 設計プロセスのパターン




〔 参考HP 〕

日本建築学会 建築計画系論文集/建築設計者の思考の連続(PDF)>>



◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------






◇◇

2010/01/15

■ 建築デザイン 1 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------













■ 建築デザインの造形言語 ■


建築デザイン領域は、主に建築物のデザイン(企画、計画、設計など)の
仕事に関わる分野をさしているが、それでは、建築物とは何かというと

「建築物とは土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を
有するもの等」という定義で法律が組まれている。

ようは、屋根と柱もしくは壁を有する人間の居る場所(居住空間)の
デザインということがいえる。

人間は、それぞれの時代、それぞれの土地で、それぞれの生活を
営むために最もふさわしい場所:居住空問を、それぞれのやり方で
探し求め、創りだしてきた。


そのような空間を確保してはじめて、人間はそれぞれの生活の場面を
展開することができるからである。

「建築」とは、基本的には、この「それぞれの時代に、それぞれの土地で、
それぞれの居住空間を確保しようとする人間の営み」にほかならない。

かつては人びとが自らそれを行った時代もあったが、やがてそれを
業とする者が現れる。

現在の建築設計・建築デザインの仕事も、この営みの一角に専門的に
携わる仕事の一つである。

したがって、建物をはじめとする居住空間を造る仕事をする建築家、
建築デザイナーは、いま、その土地に、なんのための、どのような空間が

必要か、それをどのように造るのか、言い換えれば、
いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、いかに、という疑問形を

常に持ち、造られる居住空間の存在理由を問いつづけなければならない。
このどれか一つが抜け落ちても致命的である。

建築デザイナーにとって必要なことは、これらの
「すべての設計要素を解釈し、造形へ翻訳する能力」なのです。


この「設計要素を解釈し、造形へ翻訳する手法」を先人等から学び、
応用しながらクライアントの要望を建築的にかなえられるようにすることが、
本講座の目標である。



◇ デザインとパターン  建築デザインを始める前に ◇


まったくの白紙を前に、建築デザイナーは何を手がかりに計画し始めている
のでしょうか。

敷地や周辺の調査、法規制のチェック、建築主の計画に対する要求などの
与えられた条件もたしかに大切な設計要素です。

しかし、建築デザイナーにとって必要なことは、これらの「設計要素を解釈し、
造形へ翻訳する能力」なのです。

この点に建築デザイナーとしての職能を確立しようとして、私達の先輩達は、
自己の個性を活かし、より専門的で、しかも創造的な方法を研究し、
開発してきました。

この「設計要素を解釈し、造形へ翻訳する手法」が「造形言語」と
呼ばれるものです。


 造形言語には、学術的なもの、一般的なもの、特殊解のもの、ジャーナリス
ティックなもの、実務的なものなど、いろいろあり、工夫することによって、

建築設計からインテリア設計、そして都市設計に至るまで、応用できます。
設計を学ぼうとする人にとって、造形言語はデザインの基礎への大きな
アプローチとなるでしょう。

ここでは、キーワードから各サイトのURLを一つ、二つだけのせました。
詳しく知るには、用語をたよりに専門書を調べたり、様々なデザインに

応用して、自分のものにすることを望みます。そしてさらに、自分自身の
新しい造形言語を創造してください。



この「設計要素を解釈し、造形へ翻訳する手法」の一つに「造形言語」と
呼ばれるものがあります



1、シンメトリー  (対称)

2、コントラスト  (対比)

3、バランス(均整)

4、ハーモニー   (調和)

5、プロポーション    (比例)

6、リズム(反復) など



◆建築デザイン 1 課題◆



建築の造形言語のうち、リズム(反復)とは

くりかえすことにより得られる空間は、ちょうど人間の呼吸か心臓の
鼓動のように、生命力と時間の変化を認識させる。

過去の先人達の建築作品から、このリズムというものを感じさせる、
またはそれを意識して設計されたと思われる作品を探してみよう。


◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

【送料無料】 建築デザインの原点 新装版 / 小林盛太 【単行本】

価格:2,415円
(2013/1/23 16:20時点)
感想(0件)





◇◇

2010/01/10

■ 建築デザイン講座 目次 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------
















上の写真はミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸です

■ 建築デザイン講座 目次 ■


  1、建築デザイン 1     ~ 建築デザインの造形言語 ~
  2、建築デザイン 2      ~ 建築デザインの目標~
  3、建築デザイン 3      ~ 図面を描くという事 CADシステム ~
  4、建築デザイン 4      ~ 設計図書と製図通則 ~
  5、建築デザイン 5      ~ 基本寸法とは ~

  6、建築デザイン 6     ~ プランニングスタディ 住宅 ~
  7、建築デザイン 7     ~ 住宅の設計 ~
  8、建築デザイン 8     ~ 店舗の設計 ~
  9、建築デザイン 9     ~ 集合住宅の設計 ~
10、建築デザイン 10  ~ ホテル・旅館の設計 ~

11、建築デザイン 11  ~ 事務所ビルの設計 ~
12、建築デザイン 12  ~ 社会福祉施設の設計 ~
13、建築デザイン 13  ~ 商業施設の設計 ~
14、建築デザイン 14  ~ 美術館の設計 ~
15、建築デザイン 15  ~ エクステリア・インテリアの設計 ~

16、建築デザイン 16  ~ 一般構造の理解とデザイン ~
17、建築デザイン 17  ~ 仮定断面の算定とは ~
18、建築デザイン 18  ~ 建築プレゼンテーション ~
19、建築デザイン 19  ~ 建築模型・模型写真 ~
20、建築デザイン 20  ~ ディティール・詳細図とは ~

21、建築デザイン 21  ~ 仕上げ材料とカラースキーム ~
22、建築デザイン 22  ~ ランドスケープとは ~
23、建築デザイン 23  ~ 都市計画・都市設計とは ~
24、建築デザイン 24  ~ 建築の法令とデザイン ~
25、建築デザイン 25  ~ 21世紀の建築デザイナー ~


                                                                                                          以上



建築デザイン・インテリアデザインの学習がスペースデザインにも
通じます。

建築デザイン講座を含めたIT時代のデザインワークE-Book
無料で配布中です。

   「IT時代のデザインワークE-Book」希望なら >>



---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------






建築デザインの基礎 [ 本杉省三 ]

価格:2,310円
(2013/1/23 16:16時点)
感想(1件)




2010/01/05

■ 建築デザイン概論 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------

















~建築デザインとは~

デザインの仕事はすばらしい。特に建築デザインを学ぼうとしている
皆さんは、特にこのことを既につかんでいるでしょう。

それは、デザインする事の目的が、人々の生活に必要なものを
創り出す事にあり、人間をとりまく環境に課題の多い現代では、

空間デザインがさらに重要になってきているからです。
空間デザインは、よく「哲学と科学の総合芸術だ」といわれ、

「建築はその国の文化のバロメーターである。」ともいわれます。
これはいいかえれば、私たちの仕事がほとんどすべての人々の

生活に影響する事を示しています。
このような意味から、空間デザインは空間のあるべき姿、

真如を追求するものです。
また、デザインという仕事は、与えられた条件が同じでも、

100人のデザイナーがいれば100通りの案がつくられるという、
つくり手の個性と深くかかわる性格をもち、現代ではまれな

人間的で誇りのある仕事といえるでしょう。
空間デザイナーに対してさまざまな条件と目標が与えられている現在、

私達はより多くの勉強が求められ、より深い思考が期待されています。

空間のデザインは人間の歴史とともに始まり、現代にまで
受け継がれています。

過去の遺産を知識として持つ事ができても、その空間を実体験して
いない私達は、それらとの出逢いのときに、現代の創造空間と
等しい魅力を感じます。

創造的空間の魅力は、その空間に実際に身を置いてはじめて
体験できるものなのです。

かたちづくりの専門家は、かたちとの出逢いをよりたくさん経験する
必要があるのではないでしょうか。

建築デザイナー達は、すぐれた空間との出逢いをいっそう求め続け、
さらに自分でもっとすばらしい空間を創ってみようと努力することに、

喜びをみいだせた、または喜びをみいだそうとしている人々なのです。



1 建築デザインとは

建築デザイン領域は、主に建築のデザイン(企画、計画、設計など)の
仕事に関わる分野をさしているが、それでは建築とは何かというと

人類が野宿の生活から洞穴の住居、そして日本でいえば竪穴式住居を
作った頃より脈々と流れている。人類が、周りの環境からの生存を

確保するために築いたモノである。

近年この言葉は、近代国家を目差した明治時代に、日本の行政上の
縦割りのなかで出来たものである。

現在は、国民の安全と財産の保護を目的とした建築基準法・建築士法により、
法律によって資格化された分野であって、一級建築士の場合は、すべての
建築物を設計できるとされている。

それでは、建築物とは何かというと「建築物とは土地に定着する工作物のうち、
屋根及び柱若しくは壁を有するもの等」という定義で法律が組まれている。

ようは、屋根と柱もしくは壁を有する人間の居る場所(居住空間)の
デザインということがいえる。

人間は、それぞれの時代、それぞれの土地で、それぞれの生活を
営むために最もふさわしい場所:居住空問を、それぞれのやり方で
探し求め、創りだしてきた。

そのような空間を確保してはじめて、人間はそれぞれの生活の場面を
展開することができるからである。

「建築」とは、基本的には、この「それぞれの時代に、それぞれの土地で、
それぞれの居住空間を確保しようとする人間の営み」にほかならない。

かつては人びとが自らそれを行った時代もあったが、やがてそれを
業とする者が現れる。

現在の建築設計・建築デザインの仕事も、この営みの一角に専門的に
携わる仕事の一つである。

したがって、建物をはじめとする居住空間を造る仕事をする建築家、
建築デザイナーは、いま、その土地に、なんのための、どのような空間が

必要か、それをどのように造るのか、言い換えれば、
いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、いかに、という疑問形を常に持ち、

造られる居住空間の存在理由を問いつづけなければならない。
このどれ一つが抜け落ちても致命的である。存在理由が希薄なまま

造られたものも、ひとたび造られれば、いやおうもなく私たちの居住空間の
一部になってしまうからである。

その意味で、建築設計・建築デザインの仕事の社会的責任は大きい。


―――――――――――――――――――――――――――――――
   ■ 本日の課題 建築デザイン概論 ■ ―――――――――――――――――――――――――――――――

下記HPより、日本の建築写真家のHPや建築作品HPから
いろんな建築作品をネットサーフィンしながら、建築デザインの

面白さを感じ取ってみましょう。

 建築系検索エンジンKenKen >>


建築物とは土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは
壁を有するもの等という意味を、簡単に理解し建築をデザインするって
言うことを楽しんでみましょう。

簡単に建築デザインを体感できる、折り紙建築を楽しんでみましょう。
折り紙建築とは折り紙の手法で1枚の紙から建築物や動物など、

さまざまな立体的な造形を表現するカードです。
折り紙建築は建築家で現在、東京工業大学名誉教授の茶谷正洋氏に
よって創始されたペーパーアートです。

茶谷氏の折り紙建築の名作の数々はインターネットギャラリーで
見ることが出来ます。

 Masahiro Chatani's web site >>


下記のHPから、型紙がダウンロード出来ますので作ってみましょう。

    [ 参考HP ]

      折り紙建築ダウンロード 建築家ONLINE >>
 

◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

◇◇





価格:1,890円
(2013/1/23 16:13時点)
感想(0件)