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価格:76,000円
(2013/5/13 22:29時点) 感想(23件) |
■ 住宅設備機器 その1 ■
住生活をより快適にするためのさまざまな機器類を総称して、
住宅設備機器と呼んでいる。
これらの機器類は主に台所、浴室、洗面、トイレに集中するが、
住宅における機能を支える重要なものである。
コーディネーターには、これらの設備機器の種類、機能、デザイン、
サイズ、コストなどについての知識が必要である。
また、求められる設備は、家族構成、建物の構造、立地条件、
ライフスタイルによって異なり、それぞれの状況にも対処する
必要がある。さらにこれらの機器類は性能・品質共に日ごとに
向上しており、たえず情報を集め、更新しておくことも重要である。
1、台所設備機器
1-1、キッチンのレイアウト
キッチンのレイアウトパターンは作業動線や収納計画を
検討して決定するもので、以下のような基本型がある。
あらかじめその特徴を知っておくことで、効率の良い
キッチン空間をレイアウトすることができる。
①Ⅰ型(アイ型、または1列型)
②Ⅱ型(2列型)
③L型(エル型)
④U型(ユウ型)
⑤アイランド型 島の意味で、壁から離れた所にシンクや
加熱調理器具を独立させたもの
⑥ぺニンシュラ型 半島をイメージさせるレイアウトで
ワークトップの端部から、ダイニング
テーブルや新たなカウンターを突出させた
レイアウト。
⑦その他のレイアウト
上の6つの基本レイアウトに制限されずに、それらを
アレンジしたり新たなレイアウトを展開する
1-2、キッチンのタイプ
①セクショナルキッチン
流し台や調理台を単品で並べて設置するタイプ
②システムキッチン
部材型 工場で製造された多種の部材を現場の条件に
合せて選択し、組み合わせて完成させるタイプ
簡易施工型 セクショナルキッチンと部材型の長所を
融合した商品で、あらかじめ規格化された
システムキッチン
1-3、台所の基本的な設備機器
①シンク 一層のシングルシンクと二層のダブルシンクがある。
②加熱調理機器
ガス式と電気式があり電気式にはシーズヒーター式、
ハロゲンヒーター式、電磁式の3方式がある。
③カウンター(ワークトップ)
④食器洗い・食器乾燥機
2、浴室の設備機器
浴室は、住宅の中で台所と同じかその次くらいにコストがかかる
場所であり、設備を必要としている場所である。
2-1、浴槽の形式・設置方法
①形式 和風浴槽、和洋折衷浴槽、洋風浴槽
②設置方式 据え置き型式、半埋め込み型式、埋め込み型式
エプロンなし、1方全エプロン、2方全エプロン
3方全エプロン
③付加機能 気泡浴槽、ろ過と保温の24時間風呂など
2-2、浴室ユニット
浴室を構成する要素、すなわち床、腰壁、壁、天井、ドアを
工場生産し、現場で設置・組み立て・接続をおこなう方式の
部品を総称して、浴室ユニット、またはバスユニットと呼ぶ。
①バスユニットの型式
フルユニット、ハーフユニット、サニタリーユニットなど
②付加機能 換気乾燥、バスオーディオ、気泡浴槽、
多機能シャワーなど
2-3、給湯方式
従来は浴槽の水を直接加熱する風呂釜が用いられたが、最近は
ほとんどが給湯式である。
普通の給湯式、追炊付き給湯式、全自動タイプの給湯式など
2-4、シャワー(多機能シャワー)
2-5、サウナ ガス式、電気式
2-6、浴室換気乾燥機 ガス式、電気式
3、洗面、脱衣、トイレの設備機器
3-1、洗面器
3-2、洗面化粧台
3-3、洗濯機パン・洗濯流し(SK)
3-4、便器・便座(暖房、洗浄便座など)・小便器
3-5、手洗い器 壁掛け式、カウンターはめ込み式
3-6、浄水槽合併処理
下水道のない地域でも、浄化槽を設置すれば
水洗化することができる。
4、給湯設備と水栓金具
4-1、給湯器
かつては、必要個所ごとに給湯器を設ける局所給湯式が
一般的であったが、現在では、一つの給湯器で複数箇所
給湯するセントラル給湯式が主流になっている。
瞬間式と貯湯式があり、それぞれ熱源によって
ガス式、石油式、電気式、ソーラー式がある。
床暖房との併用タイプもある。
4-2、水栓金具
台所用、洗面所用、浴室用があり、設置や使用する場所に
よって、それぞれ仕様および選択基準が変わる。
湯と水を混合して適温で吐水する湯水混合栓には
2バルブ式、シングルレバー式、サーモスタット式などがある。
[参考HP]
株式会社 LIXIL INAX >>
■ インテリアコーディネ-ター 19 課題 ■
上に住宅設備機器商品の種類を並べましたが、各商品ごとに
いろんなメーカーから商品が世野中に出されています。
HPや商品カタログなどから、それぞれの特徴などを
自分で調べて施工法、養生法、メンテナンス方法などを確認し、
コーディネートの時に生かせるように身に付けておきましょう
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