2011/06/18

■インテリアコーディネート 19■

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感想(23件)


   ■ 住宅設備機器 その1 ■


住生活をより快適にするためのさまざまな機器類を総称して、
住宅設備機器と呼んでいる。

これらの機器類は主に台所、浴室、洗面、トイレに集中するが、
住宅における機能を支える重要なものである。

コーディネーターには、これらの設備機器の種類、機能、デザイン、
サイズ、コストなどについての知識が必要である。

また、求められる設備は、家族構成、建物の構造、立地条件、
ライフスタイルによって異なり、それぞれの状況にも対処する

必要がある。さらにこれらの機器類は性能・品質共に日ごとに
向上しており、たえず情報を集め、更新しておくことも重要である。



1、台所設備機器

 1-1、キッチンのレイアウト

  キッチンのレイアウトパターンは作業動線や収納計画を
  検討して決定するもので、以下のような基本型がある。

  あらかじめその特徴を知っておくことで、効率の良い
  キッチン空間をレイアウトすることができる。


  ①Ⅰ型(アイ型、または1列型)

  ②Ⅱ型(2列型)

  ③L型(エル型)

  ④U型(ユウ型)

  ⑤アイランド型 島の意味で、壁から離れた所にシンクや
             加熱調理器具を独立させたもの

  ⑥ぺニンシュラ型 半島をイメージさせるレイアウトで
                    ワークトップの端部から、ダイニング

                   テーブルや新たなカウンターを突出させた
                   レイアウト。

  ⑦その他のレイアウト

    上の6つの基本レイアウトに制限されずに、それらを
    アレンジしたり新たなレイアウトを展開する




 1-2、キッチンのタイプ

  ①セクショナルキッチン

   流し台や調理台を単品で並べて設置するタイプ


  ②システムキッチン

   部材型 工場で製造された多種の部材を現場の条件に
           合せて選択し、組み合わせて完成させるタイプ

   簡易施工型 セクショナルキッチンと部材型の長所を
                融合した商品で、あらかじめ規格化された
                システムキッチン


 1-3、台所の基本的な設備機器

  ①シンク 一層のシングルシンクと二層のダブルシンクがある。

  ②加熱調理機器 

       ガス式と電気式があり電気式にはシーズヒーター式、
       ハロゲンヒーター式、電磁式の3方式がある。

  ③カウンター(ワークトップ)

  ④食器洗い・食器乾燥機



2、浴室の設備機器

浴室は、住宅の中で台所と同じかその次くらいにコストがかかる
場所であり、設備を必要としている場所である。


 2-1、浴槽の形式・設置方法

  ①形式 和風浴槽、和洋折衷浴槽、洋風浴槽

  ②設置方式 据え置き型式、半埋め込み型式、埋め込み型式
              エプロンなし、1方全エプロン、2方全エプロン
              3方全エプロン

  ③付加機能 気泡浴槽、ろ過と保温の24時間風呂など



 2-2、浴室ユニット

  浴室を構成する要素、すなわち床、腰壁、壁、天井、ドアを
  工場生産し、現場で設置・組み立て・接続をおこなう方式の

  部品を総称して、浴室ユニット、またはバスユニットと呼ぶ。


  ①バスユニットの型式

   フルユニット、ハーフユニット、サニタリーユニットなど


  ②付加機能 換気乾燥、バスオーディオ、気泡浴槽、
              多機能シャワーなど




 2-3、給湯方式

 従来は浴槽の水を直接加熱する風呂釜が用いられたが、最近は
 ほとんどが給湯式である。

 普通の給湯式、追炊付き給湯式、全自動タイプの給湯式など


 2-4、シャワー(多機能シャワー)


 2-5、サウナ ガス式、電気式


 2-6、浴室換気乾燥機 ガス式、電気式




3、洗面、脱衣、トイレの設備機器

 3-1、洗面器

 3-2、洗面化粧台

 3-3、洗濯機パン・洗濯流し(SK)

 3-4、便器・便座(暖房、洗浄便座など)・小便器

 3-5、手洗い器 壁掛け式、カウンターはめ込み式

 3-6、浄水槽合併処理

      下水道のない地域でも、浄化槽を設置すれば
      水洗化することができる。



4、給湯設備と水栓金具

 4-1、給湯器 

  かつては、必要個所ごとに給湯器を設ける局所給湯式が
  一般的であったが、現在では、一つの給湯器で複数箇所

  給湯するセントラル給湯式が主流になっている。
  瞬間式と貯湯式があり、それぞれ熱源によって

  ガス式、石油式、電気式、ソーラー式がある。
  床暖房との併用タイプもある。


 4-2、水栓金具

  台所用、洗面所用、浴室用があり、設置や使用する場所に
  よって、それぞれ仕様および選択基準が変わる。

  湯と水を混合して適温で吐水する湯水混合栓には
  2バルブ式、シングルレバー式、サーモスタット式などがある。



[参考HP]

   株式会社 LIXIL  INAX  >>




 ■ インテリアコーディネ-ター 19 課題 ■

上に住宅設備機器商品の種類を並べましたが、各商品ごとに
いろんなメーカーから商品が世野中に出されています。

HPや商品カタログなどから、それぞれの特徴などを
自分で調べて施工法、養生法、メンテナンス方法などを確認し、

コーディネートの時に生かせるように身に付けておきましょう

  ◇◇

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