2011/02/13

■ クラフトデザイン 13 ■

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■ 和食器・洋食器 ■



和食器の歴史と伝統や素材の特徴、洋食器の歴史・体系や
機能・特性など、食器について理解し、デザイン・実用性について学びます。

食器とは、料理の際の食品の盛り付けや、食事をする時の
食品の移動(取り分ける・口に運ぶ等)に使う容器や器具の総称である。

容器については単に器(うつわ)と呼ぶ場合もある。
食文化の違い、食品・食材の違いによってさまざまな食器が存在する。

日本では和食器・洋食器に大別されることが多く、洋食器は
さらにガラス食器と陶磁器のチャイナに分けられる。


1、食器と陶器の誕生

うつわは人類が火を使い始めた数万年前に造られました。
野原で火を焚いて土を焼きうつわが作られました。

うつわを使うと水が貯蔵できる事がわかり水がめ用に
うつわが広まりました。

紀元前のアッシリア王朝では水漏れを防ぐ為の釉薬(上薬)が
発明されました。

古代ペルシャでは色釉薬(色つき上薬)を掛けた青色、
黄色のレンガをしようした建築もありました。

14世紀になると釉薬がより広く使われ多種類の器が作られました。
中国では紀元600年頃から投光性の有る美しい磁器が発明されました。



2、現代の食器の製造は科学的原則

100年前までは科学的な知識が無かった為、器の製造方法は秘密に
されて代々にわたり伝承されてきました。

現在では器の製造方法は化学的原則により制御され、
安定した品質の陶器が作られています。

和食器といえば、味わい深い茶の世界の器として思い浮かびます。
でも普段の生活ではお皿、茶碗、鉢、向付、湯呑、煎茶器、銘々皿、

碗などの和食器を手にしていると思います。




3、器の素材と特性

磁器、半磁器、精陶器、素陶器
その他木製漆器 金属製 科学物質(プラスチックなど)


 [参考HP]

  和食器の基礎知識 >> 




4、洋食器の歴史

一杯の珈琲ティーに2000年の陶磁器の歴史に対して
300年の洋食器の歴史とも言われています。

中国の09-10世紀 五代、宋時代、華北・華南で生産された白磁が、
アジア・アフリカ諸国に輸出されるようになります。

13-17世紀に掛け元、明時代になると、白磁はもとより、
華やかに彩色された豪華な磁器が現れ、東インド会社の活発な

貿易により、ヨーロッパ諸国に次々と紹介されました。


18-19世紀 17世紀半の清朝の鎖国政策により、中国陶磁器の
入手が困難となりました。

そこで極東貿易の独占により、巨額の富を得ていた東インド会社が
目を付けたのが、日本の陶磁器でした。

そしてこの後、ヨーロッパ市場を陶酔に導く日本の磁器が急速に
ヨーロッパ社会に拡がります。

このようにして、東洋磁器の美しさは、当時のヨーロッパの人々を
魅了し、自分たちの手で独自の磁器を開発したいという願望を

呼び起こしました。
君主たちは磁器の買い付けに大金をはたいて、国庫が乏しくなると

錬金術師を呼びつけて、磁器の秘密を解き明かすよう厳命しました。
そして彼らの情熱が、ついにヨーロッパでの硬質磁器の製造を

初めて可能にしヨーロッパブランドと呼ばれる洋食器の歴史が
始まったのである。


 [参考HP]

   洋食器の世界 >>


 ◇この章のキーワード◇

◇和食器の種類と用途
◇洋食器の種類と用途

◇食器のデザイン
◇焼き物・素材の特徴

◇せとものの機能・特性
◇中華食器の種類と用途



■ クラフトデザイン 13 課題 ■

食器を種類別に並べてみるだけでも、その形、デザインなど
それは沢山のものがみられます。

下記に食器の種類について記してみましたので
どんな大きさ、形のデザインなのか調べてみましょう。

刺身鉢 向付 中鉢 小鉢 小付 珍味 前菜・和皿
フルーツ・小皿 付出皿 焼物皿 天皿 蓋向・骨蒸し

小吸碗 むし碗・土瓶むし 盛鉢・盛皿 パスタ皿
丼 中華丼等

その他の陶芸品についても見てみましょう。


◇◇

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