2011/02/20

■ クラフトデザイン 15 ■

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■ 陶芸の道具と使い方 ■


作陶の過程でお世話になる陶芸道具。
ちょっとした手間を惜しまず、きちんと手入れ等をしながら

大切に長く使いたいものです。いずれ貴方独自の道具が
必要になるかもしれません。


1、タタラ板・延べ棒

   タタラ板は様々なサイズが有り、作りたい作品に応じて
  選ぶと良い。タタラ作りの際には、土を延べ棒で延ばす。


2、ヘラ

  作品に細かい装飾を施す時に使う。形、大きさ共に
  用途に応じて選択する。


3、トンボ・外パス

  同じサイズの物を沢山作りたい時に、直径などを
  合わせることができる。


4、切り糸(ワイヤー・しっぴき)

  ロクロで出来上がった作品を最後に切り離す際に使う。


5、コテ

  形を整える時に使う。コテには、口の細いものを成形
  する時にも使える柄ゴテなど様々なものがある。


6、掻きベラ

  手びねりの作品では、仕上げの削りに使われる掻きべラ。
  細かい装飾にも使う。


7、カンナ

  成形の際に使う。ロクロ、手ロクロに作品を乗せ、
  回しながら使うと滑らかな線や高台などが出来る。


8、弓

  口などを整える際に使い、整った切り口を作る。
  弓を持った手を固定し、ロクロや手ロクロを回して使う。

9、手ロクロ

  電動と違って自分自身で微妙な調節もできる。
  装飾や削る時には、片手で回しながら様々な角度から

  作品を見て仕上げることができる。


10、なめし皮

  口の部分を滑らかにする際に使う。




■ 粘土の種類と特徴 ■

焼き物は土を焼くものだから、土は焼き物の命です。
焼き物用の粘土は火成岩が風や水などの影響を受けて

分解してできたものである。これを一次粘土という。
鉄分や有機物をほとんど含まず、白色で耐久性が高い。

代表的なものに、磁器で使うカオリンや陶石などがある。
これが水に流れ堆積したものを二次粘土という。

水に流され堆積するまでに、鉄分や木の炭化した粉末状の
ものなどを含み、灰色や褐色になる。

耐火性が高く焼き物に適した粘土である。
各地で採れる粘土には名前がつけられているが、基本成分は

カオリン、木節粘土、蛙目粘土に分けることができる。
違いはその土地の成分が混入され、焼き上がりに

違いが表れることである。



◇この章のキーワード◇

産地による粘土の種類

□ 信楽粘土古陶小
□ 萩粘土

□ 美濃赤粘土
□ 仁清粘土

□ 瀬戸貫入粘土
□ 越前水簸粘土

□ 五斗蒔粘土


[参考HP]

  陶芸・はじめの1歩2歩 >>



■ クラフトデザイン 15 課題 ■

この章のキーワードに載せた各粘土について、
それぞれ、ネットサーフィンをしながらその歴史、

特徴・性質などを調べてみましょう。
併せて貴方の地方の粘土についても調べてみましょう。



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