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■ 鍛金とは ■
金属の塑性(変形する性質)を利用した成形法を総称して
「鍛金」といいます。
精錬または合金に調整した金属材料を地金といい、
これを金槌で打つなどの方法で形を作ることをさします。
もちろん現代では産業的に工場の設備で地金が生産され、
機械で板・棒・線などに加工した金属材料が市販されていますから、
私たちはその材料を使って作品を作ることができます。
また、方法も産業界の新しい技術を取り入れることで、
多様な表現が可能となり、溶接などを使って大きな作品も
作られています。
鍛金に含まれる技法名の一部を紹介します。
◇鍛造(次の講座で説明します)
主に塊状の金属を打ち延ばしてつくること。
◇打ち出し
板状の金属を打ち出してレリーフや立体にすること。
器物類の制作も含むが変形量の多い深いものは絞りを行う。
◇絞り
板状の金属の周辺部を絞り寄せることで立体にすること。
当て金と金鎚を使い,徐々に目的の形へと成形します。
器などの回転体が基本となりますが、不定形の立体作品も、
絞りを応用して作ります。
現在一般に鍛金と呼ばれている技法の多くは「絞り」によるもので、
木の台(当台)に当金を取り付け、板材をこの当金に当て、金槌、
木槌等で絞り込みながら成形するものです。
ここでは、板状の金属板を扱う絞りを中心に記していきます。
参考HP
鍛金のいろは >>
日本工芸会東日本支部 金工 >>
鍛金による造形手順例
1 図案(デザイン画)を画く。
2 地金取りをする。材料の伸び具合を計算して寸法出しをする。
使用する材料 銅版の厚さ1.5ミリ
3 地金を丸切りする。
金切り鋏を使い、地金を丸切りします。
4 槌絞り
橦木槌を使用し、地金に皺がよらないように打ち込む。
5 槌絞り
あて金を使用し、外側の底部から金槌で打ち絞る。
6 槌絞り
目的の形になるまで絞り加工をする。
一度打ったらその都度焼きなまします。
7 ならし
ならし槌を使用し、形の歪みを取り内面が綺麗になるまで
打ちならす。
8 縁を仕上げる。
トースカンで水平に線を引き、鑢・キサゲ等で縁を
滑らかにする。
9 完成
仕上げを行い完成となります。
参考 HP
鍛金による製作 Work shop >>
■ クラフトデザイン 24 課題 ■
上記HPを参考に製作に挑戦してみましょう。
◇◇
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