2011/03/21

■ クラフトデザイン 27 (金工)■

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感想(15件)



■ 金属の接合について ■




溶接とは(溶接の定義)


溶接(ようせつ、英語:welding)とは、2つ以上の部材を
溶融・一体化させる作業である。

材料に応じて、接合部が連続性を持つように、熱又は圧力もしくは
その両者を加え、さらに、必要があれば適当な溶加材を加えて、

部材を接合する方法である。



溶接法の分類


溶接は、その接合の機構によって、融接、圧接、ろう接に分けられる。


融 接:被溶接材料(母材 )の溶接しようとする部分を加熱し母材のみか、
     または母材と溶加材(溶接棒など)とを融合させて溶融金属を

     作ってこれを凝固させ接合する方法。 機械的圧力は加えない。


圧 接:接合部へ機械的圧力を加えて行う溶接法。


ろう接:母材を溶融することなく、母材よりも低い融点を持った金属の
     溶加材(ろう)を溶融させて、毛細管現象を利用して接合面の間隙に

    ゆきわたらせて接合をする方法。
    硬ろうを用いるろう付と比較的融点の低い軟ろうを用いるはんだ付とがある。


一般的な溶接法は主としてアーク溶接である。いわゆる溶接棒を使う溶接のこと。
半自動溶接と区別するために手棒溶接や手溶接と言うこともある。

風に強いので屋外でのアーク溶接には大体この溶接が使われる。
アークそのものの温度は5,500℃、アークの近くの溶融金属の温度は1,900℃程度で

あるから、溶接中にはわずか数センチメートルの範囲内で冶金学的な現象が
集約的に生じることになる。



代表的な溶接(この章のキーワード)

◇被覆アーク溶接
◇半自動アーク溶接

◇サブマージアーク溶接
◇ティグ溶接(TIG溶接)

◇スポット溶接
◇シーム溶接

◇鍛接(たんせつ)
◇ろう接(ろうせつ)

◇ガス溶接
◇テルミット溶接

◇エレクトロスラグ溶接
◇鋳掛け

◇電子ビーム溶接
◇レーザー溶接

◇ホットジェット溶接
◇プラズマアーク溶接

◇摩擦攪拌接合 (FSW)
◇摩擦圧接

◇超音波溶接




■ リベット・ボルト接合 ■


チタン リベット接合とは

航空機などの接合にも用いられる接合で、溶接ではなく、棒状の金属を
穴に差し、ハンマーで叩いてかしめるハンドメイドならではの接合法。

通常のシルバーアクセサリーの彫金のようにロウ付けせずにチタンを
リベット接合する利点は、ロウを使わず、素材のクオリティーを保てることです。

ロウは融点を駆使して熱を使うので、銀以外の亜鉛などが含まれるため、
金属アレルギーを発症する人には向かないためです。

建築の世界では、今はほとんど使われなくなった。



ボルト接合とは

ボルトとナットにより複数の鋼板等を締め付け接合する方法で、
以下のような種類がある。

(なお、ボルト接合は木材などでも使われます)


高力ボルト摩擦接合

  高強度のボルトで締め付ける事によって、接触面に摩擦力が生じます。
  この摩擦力よって、ボルト直角方向の力を鋼板等に伝える接合方法です。


高力ボルト引張接合

  高強度のボルトで締め付ける事によって、ボルト方向の力を伝える
  接合方法です。


支圧接合

    一般的な強度の六角ボルトなどで、主に支圧接合に使用されます。
  複数の鋼板等をボルトで結合することで、ボルト直角方向の力を、

  鋼板等とボルトの支圧面に生じる力により伝える接合方法です。




■ クラフトデザイン 27 課題 ■

上で述べた金属の接合方法の他にも、
カシメ接合 バンド接合 タップ接合 ねじ接合などが使われます。

下記のホームページを参考にしながら、いろいろと調べてみましょう。

<参考HP>

 鍛鉄デザインのポイント >>


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