2011/07/04

■インテリアコーディネート 22■

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感想(5件)



 ■ ユニバーサルデザイン ■



ユニバーサルデザインとは、もともと1970年代半ばにアメリカの
建築家ロン・メイスが提唱した表現といわれている。

もともと「障害者や高齢者に適合する」ことを念頭に発想されたもの
だが、Universal(すべての目的にかなう)の語意から、

ハンディキャップのある人も健常成人も含めて「すべての人が等しく
使いやすく快適に生活できる」公平性をめざそうという、

いわばデザインに取り組む思想を表したものである。
メイスは以下の7つの定義で「ユニバーサルデザイン」を説明した。


 ①公平に使用できるもの

 ②融通性のあるもの

 ③簡単で直感的に使えるもの

 ④わかりやすい情報が提供されているもの

 ⑤失敗しても問題のないもの

 ⑥身体的負担のないもの

 ⑦大きさや寸法が使い勝手のよいもの



ユニバーサルデザインでは「子供や老人が使いやすければ若者も
使いやすい」とされるが、ただし次の3点で誤解があってはならないとする。

 ・高齢者や障害者のためだけのものではない

 ・ある一つのデザインが、すべての年齢・年代の人に当てはまる
   ものではない

 ・一部の人だけに向けてのものではない



このような思想を表現したインテリア等のデザインをしていこうという
考え方である。





1、高齢者・障害者の生活空間のインテリア

 1-1、置かれている状況によって考える

  ①自助具・移動補助具などが必要な場合

   車椅子、歩行器、杖、手すり、リフト、エレベーター、
   段差解消機、階段昇降機など


  ②介助・介護が必要な場合
   移動機器、天井走行型リフト、介護ベッド、簡易移し変え機、
   入浴補助具、起立・着座補助具など


 1-2、ケア住宅の基本

 ハンディキャップに配慮する(ケア=care)という意味で、
 高齢者などが住む家を「ケア住宅」と表現することもある。

  その留意点

  ①空間の位置づけ

  ②バリアフリーを考える

   ・物理的に段差をなくす ・手すり ・使い勝手
   ・スケールアウトにならないようにする

  ③暮らしよさを備える

   ・アプローチ ・玄関 ・廊下 ・階段 ・洗面所 ・トイレ
   ・浴室 ・台所 ・その他


[参考HP]

バリアフリー(東京都住宅バリアフリー推進協議会)  >>




 ■ インテリアコーディネ-ター 22 課題 ■

上にケア住宅の暮らしよさを備えるとして、住宅の各室の名称のみを
記入させてもらいましたが、それぞれの部屋ごとに現在、考えられている

バリアフリーのデザイン・設計方法があります。
HPや商品カタログなどから、それぞれの特徴などを

自分で調べて施工法、養生法、メンテナンス方法などを確認し、
コーディネートの時に生かせるように身に付けておきましょう

  ◇◇

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