2009/12/03

■ プレゼンテーション 1 ■

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感想(1件)



プレゼンテーション用語


提案方法・表現技法

何かを創造する行為とは、本来は何もないところに
日常性の枠をこえて、こうしたらいいな、こうなったらいいなという

願望をキーワードにしながら、それを形にする事をいいますが、
実際に作った作品で表現できる絵画や彫刻、

プロダクトやクラフトデザイン物は、つくった場所で表現するのであれば
ここで終了かもしれません。

しかし建築やインテリアなど実際に作る訳にはいかない物、
材料が高価でつくる前につくっていいかどうか承認を得る場合、

また実際に作られたとしても遠く離れた人々に作品を伝えることの
表現手法としてプレゼンテーションがどうしても必要になってきます。



平面的(絵画、イラスト、グラフィック等)なものでも、立体的(彫刻、建築、
インテリア、クラフト、プロダクト等)なものでも、そこには作者の基本構想、
企画設計、基本設計などには、実に多くの提案方法があります。

現在、デザイナー達の表現技術が設計(たとえば建築の実際の中身)の
質とかけはなれて、あたかも独走しているかのような状態ですが、

その一因は、私たちデザイナーが言葉ではなく形のあるものを
対象としているためにおこる説明不足かもしれません。

しかし、逆にひとつのすばらしい哲学も、造形的表現、技術的表現が
なくては観念のままで終わってしまうともいえます。

すぐれた提案は思想と表現のバランスがよくとれている、
つまり現実をしっかりとらえ、さまざまな要求に対しそれぞれの個性を追求し、
しかも互いにさからうことがありません。

わが国には、優れた自然と環境文化の伝統があります。
私達デザイナーはあらゆる機会を通じ、環境造形文化を
プレゼンテーションしていきたいと思います。

それが、21世紀の我々の社会文化を築き上げていくはずだからです。
10年後、20年後の環境造形文化はどんな作品が出揃って
いるのでしょうか。

ここでプレゼンテーションの具体的な作品例に目を転じてみれば、
その特徴として、カタログ的であり、POP的であり、複製が

可能である(模型にも写真化という方法があるように)ということがいえ、
さらにいっそうグラフィカルなポスター表現を目指しています。

いいかえればプレゼンテーションはデザインの社会性を
追求しているのではないでしょうか。


■ プレゼンテーション 1 課題 ■

課題 「コクヨデザインアワード2013のコンペにトライしよう。」

コクヨデザインアワード2013 >>


ここからは上記のHPより抜粋

デザインには力がある。それはたくさんの人を心地よくしたり、感動させたり、
ときには考えるきっかけになります。

自然災害や大気汚染といった環境問題やさまざまな人口問題を抱える今日には、
そんなデザインの力が必要なのではないか、と私たちは考えました。

見て、使って、みんなが笑顔になっていく。気づきをあたえ、動きがうまれ、
明るい未来が築かれていく。


− HAPPY × DESIGN − これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるように




1作品につき作品タイトル、一般的な名称、コンセプト、
全体図(イラスト、3DCGなど)      

および三面図(正面・平面・側面)、寸法、作品ラベルを
A3サイズ(縦)1枚で表現してください。


審査基準

1. テーマとの適合性

2. 新規性(類似品、既製品が存在しないもの)

3. 機能性(際立った機能を備えたもの)
4. 造形性(魅力的なフォルム)

5. 商品化の可能性


[ 制作のヒント ]

日常の生活用品の中から困っているもの、もっとこうだったらいいなと
思うもの、こんなデザインのほうがいいのにと感じるものを探してみましょう。

つぎに日常性の枠をこえて、こうしたらいいな、こうなったらいいなという
願望をキーワードにしながら、言葉・文章を沢山羅列してみましょう。

日常の固定観念を捨て、空想の世界へ行き非日常的なことを
空想・想像してみることからまずは言葉にしてみましょう。

当然、元気のある○○、幸せを感じる○○、○○のHappyスタイル、
用途に遊びごころのある○○、

HAPPY、幸福という言葉をちょっと言い換えたりして「成長を目指す○○」、

何でも使える○○、役に立つもの、なくてはならないものなどの
言葉にしてみると、イメージが膨らんでくるでしょう。

つぎにそのキーワードをなんとかビジュアル、絵にすることです。
今回の課題は平面的な絵を描く所までにしましょう。

絵が出来たら、デザイン基礎演習でしたように形にすることですが、
ここからは次回のプレゼンテーション 2で説明していきましょう。

実際に出すわけではないので、気楽にトライしてみましょう。


◇◇この章のキーワード

□ ショードローイング
□ パースペクティブ・ドローイング
□ モデリング
□ レンダリング
□ コンプリヘンシブ
□ テクニカルイラスト
□ P・O・P
□ トレース
□ コンセプト
□ コピーライト

◇◇

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