2010/06/25

■ グラフィックデザイン 4 ■

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■ ピクトグラム ■


国際交流の活発化や高齢化社会への移行などを背景に、
異なる言語や年齢などが障壁にならない表現が求められている。

また、増大する情報量、複雑な機器を日常的に操作する
必要性などから、より端的な、分かりやすい表現に対する

希求も高まっている。

表現のいわゆる“ビジュアル化”は,より分かりやすい表現に
対する要求と、情報をイメージで受信、発信するのを好み、

画像や映像の制作や編集技術を個人レベルで獲得した世代の
増加により、今後いっそうの進展を見せるものと思われる。

文字や言葉ではないイメージ情報は、一般的にプレゼンテーション
5に記した概念図・図表などのほかに、これから述べる

ピクトグラム・イラスト・絵画・写真・動画(アニメーション含む)
などがある。



■ ピクトグラムとは ■

「絵文字」「絵ことば」と訳されるピクトグラムは、
「グラフィック・シンボルの典型であって、意味するものの

形状を使って、その意味概念を理解させる記号」と定義し、
「事前の学習なしでも、即時的、国際的にわかる伝達効果を

特長とする」ものという。
1925 年、オーストリアの哲学者・教育者であるオットー・ノイラートに

より提言された絵文字システムISOTYPE
(International System of Typographic Education)では、

数値データを分かりやすく表示するためにピクトグラムが用いられた。
これ以降、年齢や教育程度に左右されない、分かりやすい表現としての

ピクトグラムの有効性が広く認識され、ピクトグラムは道路標識や
交通機関などに多くの国で使用されている。

一般には分析対象とする図記号の「枠の形」「色」「図」の
組み合わせ全体を“ピクトグラム”と呼んでいる。

シンボルマークなどは、大衆に認知されるまで何を意味しているのか
多くはわからないが、ピクトグラムは言葉が通じない外国人や

少年少女から年老いた老人まで、誰でもイメージ情報が
伝わるものでなければ意味をなさない。

典型的な視覚伝達的な造形活動で、建物内の案内表示をする
サイン計画など、その応用範囲は広い。

パソコンのアイコンなどもピクトグラムとよべるもので、
WEBデザイン上のユーザビリティに影響をあたえる。

基本的には「地と図に明度差のある2色」を用いて、
その場に応じて表したい概念を単純な図として表現するための

技法が用いられます。


◇この章のキーワード◇

 ◇ピクトグラムの歴史
 ◇案内用サインの歴史

 ◇ピクトグラムの構造
 ◇新しい利用方法

 ◇PICシンボル
 ◇語彙データ

 ◇アニメーションピクトグラム
 ◇JIS絵記号

 ◇ダイヤグラム



[参考HP]

   ピクトグラム アンド コミュニケーション >>




 ■ グラフィックデザイン 4 課題 ■

教育出版社と言う教科書の会社のHPに、高校の情報科部門の
授業プランの中に、

「自分だけのピクトグラムを考えよう!」という課題例があります。

【 課 題 】

学校内で実際に利用できるオリジナルのピクトグラムを
2つ以上作成する。

   教育出版情報科 授業プラン >>

その課題に、挑戦してみましょう。

◇◇

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