2011/04/16

■ ファッションデザイン 6 ■

------------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
------------------------------------------------

価格:700円
(2012/2/16 23:21時点)
感想(0件)



■ パターンメイキング ■

デザインの本質は、創造性であり、それは個性の表現でもあります。
デザイン画のとおりの新しいデザインの衣服を完成させるには、

パタンナー、カッター、縫製技術者等の協力を得てサンプルを
作り上げなければなりません。

そのためには、デザイナー自身が、パタンメーキングと縫製の技術を
持っていなければなりません。

パターンメイキング(型紙作成・パターン作成)とは、一般に、
洋服を構成する各パーツ(前身頃、後ろ身頃、襟、袖など)の

表地パーツの作成、裏地・芯地パーツの作成、縫い代の作成などの設計を
パターンメイキング(型紙作成・パターン作成)といいます。

ファッションデザインにおいてパターンメーキングはデザイン画の
イメージを立体として具現化する重要なプロセスであり、パターンに

関する知識や技術の有無は服の完成度に大きく反映すします。
いわば、洋服などを作るための設計図であり縫製するための生地の

裁断をするための型紙を作成することなのです。
人によっては「服の良し悪しはパターンで決まる!」と言い切るかも知れません。

それぐらい重要であり、大切な工程なのです。
パターンメイキングを専門にする人のことをパタンナーと呼びます。

デザイナーは、服のデザインだけでなくブランドの世界観を表現するのに対し、
パタンナーは、そのイメージを忠実に立体の洋服として再現するのが役割に

なります。簡単に言うと、建築などでいう設計士です。
デザイナーの描くデザイン画からバランスを読み取り、どのようなパーツで

服が構成されているかを分析すし、図面化するという能力が最も必要となります。



■ パターンメーキングの表現方法 ■

パターンメーキングの表現方法には、

 「立体裁断」と「平面裁断」の大きく2つの方法があります。


◆立体裁断

 立体裁断を英語で言うと Draping(ドレーピング)といいます。
 ボディーに直接布(シーチング)をあて裁断しながらシルエットを作り、

 ボディから外し製図用紙に写してパターンにする。

   ・メリット 目で見たそのままを形作ることが出来る。

   ・デメリット 修正が困難(平面状での修正が難しい)

         パターンに個人差がありばらつきが出る



◆平面裁断

 基本製図は方程式または計算式によって、
 デザインを組み立てていくパターン方法

   ・メリット 統一したパターンが上がりやすい
     バランスよく修正が出来る

   ・デメリット 生地の垂れ、ドレーブ性が確認とれない


 詳しくはここ(参考HP)
  Katagamihiroba >>





 現在はコンピューターによるパターンメーキングなどが普及し
 アパレルCADと呼ばれ、専用のソフトもあるのですが

 Illustratorをメインにして、専用のプラグインソフトをセットすることにより、
 専用のCADと同等かそれ以上というシステムがあるようです。

 中には、建築やインテリアで使用する建築CADソフトを使っている方もいます。
 下記HPのように、デザイン画を渡すとパターンメイキングを

 専門に行ってくれるという会社も多くなってきました。



 縫製工場 OEM専門

   縫製工場 OEM専門 >>




この章のキーワード

 ◇型紙作成・パターン作成、
 ◇試作・サンプル作成、

 ◇グレーディング、
 ◇パターン・型紙修正、

 ◇マーーキング、
 ◇縫製規格書・縫製仕様書


■ ファッションデザイン 6 課題 ■

  財団法人日本ファッション教育振興協会  >>


上記HPにパターンメーキング技術検定試験の概要と出題例がありますので
トライしてみましょう。



◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------




0 件のコメント:

コメントを投稿