2011/04/18

■ ファッションデザイン 7 ■

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■ ソーイング・裁縫・縫製 ■

ソーイングとは裁縫のこと。
裁縫は、身近なものであれば糸と針を持って取れてしまったボタンを

取り付け直したり、またはほつれてしまった部分を直すことであるが、
手芸として高度化すると布から衣服を作り上げたり、

布袋などの日用品に至るまで布製の物品を作ることである。
やや範囲を広げると工芸品のうち皮を使った皮細工なども

裁縫の範疇に掛かってくる。
これまでのソーイングの考え方は、いわゆる洋裁学校などで習う、

一枚づつ時間を掛けて作り上げるオートクチュール仕立てが基本であった。
しかし、今、私達の衣生活の中心はレディメイドの既製服になっています。

こうした中で育った私達が服を考えるとき、規準はオートクチュールではなく
既製品なのです。

この既製品の縫製について下記のHPを概観してみましょう。



  繊維入門から 7.縫製 >>




現在でも服飾の専門学校などでは、この縫製技術として
服づくりの基礎技術や既製服知識と高度なオートクチュール技術まで、

総合的な技術教育を施しているところもあるようです。
パターンメイキング、フィッティング(仮縫法)、カッティング(裁断法)、

シルエットメイキングなど造形の専門技術を習得しています。
しかしながら、グローバルスタンダードの流れのなかで

今や縫製工場などは日本を離れ、中国、東南アジアなどへ
流出しているのは皆さんもご存知のとおりです。

だんだんこの技術を習う人が少なくなってきている状況です。
アパレル業界の同業他社が売上を大幅に減らしている中で、

ユニクロが一人勝ちを拡大しているニュースが流れています。
ユニクロの商品は、デザインもモノづくりの品質もシーズンごとに

改善しています。マーケティングにも長足の進歩があります。
市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、

消費者にとっては何処のメーカーの品を購入しても大差ない状態の
アパレルのコモディティ化の中で、縫製技術を踏まえた上での

デザインの役割が増してきていると言えるでしょう。
コストパフォーマンスの面で、縫製工場などの空洞化の問題は

別なデザインマネジメントで解決していくしか方策はないのかもしれません。
しかしファスナー付け、ポケット作りなど、自分の手で覚える細かい

部分縫製のテクニックぐらいは、基礎縫製として習得すべきでしょう。


参考HP

  匠の縫製工場 ものづくり工房 >>

  河内 保二のアパレル縫製論塾 >>



◇この章のキーワード◇

仮縫い
裁縫い

背縫い
下縫い

刺繍・プリント
試作・サンプル作成

生産準備・生産手配
縮絨処理

検反作業
延反作業

裁断作業
仕分け

縫製前作業
縫製作業

まとめ作業・仕上げ作業
織物生地、ニット生地に対する縫製法

アパレル製品検査
アパレル生産の品質管理

裁断・自動裁断機・CAM



□ ファッションデザイン 7 課題 □

第30回全国障害者技能競技大会でのエプロンの制作課題が
PDFで見つかりました。

 第30回全国障害者技能競技大会-縫製課題 >>


エプロンの制作に取り組んでみましょう。


◇◇

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