2011/04/20

■ ファッションデザイン 8 ■

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感想(1件)



■ ピンワーク・ディスプレイ ■

ここでいうピンワークとは、服・生地などの商品を、細いピンと、
テグスやナイロンなどの細い糸でマネキンやショーウインドーに

ディスプレーする方法のことです。
平面の布から立体の衣服を作るためには,布の物性を知ることが

大切になります。
布をたたんだり、ねじったり、つまんだり、巻きつける作業で、

布の物性を知り、ピンワークの基礎的な技法を身に付け、
また、それら作品の技法を用い、作品を製作し、ファッション

デザイナーとしての応用力を身に付けることは重要なことなのです。
6~8mの1枚の布を、裁断せずにピンのみを使って生地を立体的に

巻きつける造形法なのですが、ディスプレイ用に使用されることが多く、
イメージしたものをその場で作り上げていくことが魅力です。

基本的な技術としては、4分の1の円を描く畳み方の「アン・ビエ」、
半円を描く畳み方の「ドゥブル・ビエ」、畳んでいく「タッキング」

シワを作る「ギャザリング」があります。


  トランテアンだより ピンワーク1 >>

  


併せて、ピンワーク・ディスプレイにて登場したマネキンと
ディスプレイ・デザインについて調べてみましょう。

服飾は立体的であり、光の加減や着る者のプロポーション、
あるいは着て動いた場合に見え方が異なるため、陳列棚に並べるよりは

マネキン人形に着せた方が、イメージしやすいためファッションデザインの
プレゼンテーションとしては早くから発達してきました。

1920年代のパリでは、マネキンは装飾芸術の域にまで高められ、
魅惑的な空間を創造する重要な要素でした。

日本においても、同じ1920年代半ば、江戸末期からの生き人形の流れが
ヨーロッパからの流れと合流して、和装・洋装という日本独自の

マネキン世界を生み出しました。


  マネキンのすべて >>



そして、ディスプレイデザインとは おもに商業にかかわるビジュアル
マーケティングの分野と公共的な施設にかかわる空間関係デザインの

すべての分野を包括します。
総合商業施設やミュージアムなどの文化施設やミュージアムなどの

文化施設のデザイン、博覧会や展示会、 ショールーム、ショーウインドウ、
VWDのデザインなどがその代表的なものです。


  YUKI ART STUDIO >>



◇この章のキーワード◇

基礎テクニック 
アン・ピエとドゥブル・ビエ 

ドレープ
タッキング 

ギャザリング 
ワイヤーターク 

布地のたたみかたいろいろ 
ピンワークの作例



□ ファッションデザイン 8 課題 □


ピンワークの実際をアップして下さっているブログが見つかりました。

 トマアズダイアリー >>


自分でも実際に経験してみることが一番ですが、いろんなショールームなどへ
出かけて、プロのファッションデザイナー達の目的とした方向を

感じ取ってみましょう。

◇◇

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