2011/04/30

■ ファッションデザイン  12 ■

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■ ファッションデザインの未来 ■



ファッションデザインのジャンルも、21世紀に入り他のデザイン
ジャンルと同じように、大きなパラダイム・シフトを求められました。

ファッションデザインに関していえば、20世紀には、ほぼ全ての
デザインは出尽くした、と述べられる評論家の方もいらっしゃいます。

その証拠に、21世紀に入ってからのパリ・ミラノコレクションでは
20世紀デザインの復習の状態が続いていると言われます。

ごく一部のクリエイターを除いて、ファッションデザインそのものを
進化させようという動きは、極めて志の強い少数派となりつつあるのです。

そして近年の環境問題への社会の関心も、ファッションデザインの世界に
影響を与え始めています。


ファッション産業も実は、農業以上に水を必要とする産業であり、
農薬や染料など、地球汚染物質を大量に使用し、そのうえ、

大量生産するがゆえに、そのまま大量廃棄されるという現状等により、
「ファッション産業はエコ産業ではなかった」という背景が、

次第に明らかになってきているのです。
ファッションデザインの今後の動きとして大きく二つの流れが
始まっています。

ひとつは環境や社会に配慮している様子を表す「エシカル」と
いうキーワード。

オーガニックコットンをはじめ天然繊維を用いるファッション、フェアトレード、
手作りや手作業によるプロダクション、リサイクル、さらには生産のプロセスが

エシカルであることを証明する動きなど。
食べ物のように「トレーサブル」なファッションが、今注目を集めています。

今後この価値はより高まり、消費者の心を動かすようになるはずです。
もう一つは、「アートとのコラボレーション」という動きです。

アーティストとの特別コラボレーションによる限定商品の開発、
ファッションブランドによる巨大なアート・エキシビションの開催など、

より魅力的なブランドであり続けるために、アートのインスピレーションと
コラボレーションする、そんな動きが華やかに展開されています。

つまり、デザイン自体の進化を目指すファッションから、「話題作り」も含めた、
ファッションを取り巻く環境自体を大きく進化させる流れへと、

軸が変わりつつあるのです。


[参考HP]

  日本ファッションウィーク推進機構 >>


  ファッションの未来を作る新世代デザイナー×マナマナ >>




□ ファッションデザイン 12 課題 □

もう、終了しましたが下記HPのファッションデザインコンペに
トライしてみましょう。

 2010新人デザイナーファッション大賞 >>

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