2010/02/15

■ 建築デザイン 8 ■

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 店舗の設計


資本主義の競争社会に於いて、小店舗やスーパーマーケット、
デパートまでもが熾烈な競争を繰り返しつつ、これからの情報化社会と

いわれる時代に、対応できなくなった設計は自然淘汰され、
デパートまでもがリストラの嵐にさらされ、時代にそぐわなくなって
きているものもあります。

ここでいう店舗とは郊外等に建つ小店舗か、住宅と一緒に建てられる
店舗併用住宅のほかに飲食店舗、理美容院、こじんまりとした歯医者さん、

動物病院、スーパーマーケット、いままでデパートと呼ばれてきた
大規模小売店舗までの設計を言います。

むしろ、今まで設計されてきた商業施設(コマーシャルスペース)ということで、
ここに記述します。

これからの商業施設はインターネットショッピングなど情報化時代の流れの中で、
どう変化していくのか?

商業施設の設計は時代と共に変化してきました。
今までは、商業施設の創作上の特質として、まず建築の内容の整理を行い、

次に如何なる器を設計すべきかというようにむかってきた。
いわば、商業業態論に基ずく設計方法のやり方である。

この章はこの商業業態論による設計方法を解説する。
しかし、昨今この商業業態論のみの設計では解決できない問題が
出てきております。

これは、現在のデザイナー達が追及している一番難しく、今後も試行錯誤が
続く課題ともいえます。

(建築デザイン13で、説明します。)


 1、立地

我々が建物を設計するときには、ほとんど立地する敷地が与えられるので、
その場所で最大限のお客にとって便利・快適ということを、追求して
いかねばならない。 

それぞれの商業業態を調べ、その業態の商売の仕方、サービスの仕方、
お客に対する費用対効果等を重要視しながら設計しなければならない。

百貨店の出入り口等は分散配置して、周辺道路への客の集中をさける
計画とする。

建物へのアプローチ計画・外構計画は入り口、出口など動線の分離という
基本を忘れてしまうと、お客はもう離れていってしまうだろう。

このことは、小さな店舗にも当てはまる事でお客の視点に立って、
計画を進める事が、商売繁盛、店舗が継続していける条件である。


 2、店頭計画

   入りやすい店頭、見やすいショーウインドウの計画をする。


  店頭形式

   開放型・・店頭前面を開放。客の出入りがしやすく、食料品や雑貨等に向く。

   閉鎖型・・出入り口以外をショーウインドウ等で閉鎖、高級専門店向き


  ショーウインドウの形式

   ショーウインドウは一般に1階で、ファサードのポイントとなる
   デザインエレメントである。

   コンビニエンスストア等は、店頭に雑誌を並べ、立ち読み客を見せる事で、
   この店は、流行っているということを印象づける計画をしています。


  形式の種類

   平型、入込み型、張り出し型、広間型等


 3、売り場計画

    動線計画・・客、店員、物品の3つの動線

   イ、客の動線は適当に長く、店員は短くして能率的に
   ロ、客と商品搬入の動線は交差させない

   ハ、店員のロッカールームや休憩室は売り場の近くに
   二、売り場の床は避難、商品運搬の便利さから高低差のない、
      掃除し易く、滑らない材料とする。

   ホ、店員の通路巾、客通路の巾それぞれの規模に応じて
     建築基準法以上の巾を確保する。


  照明計画

     自然光より人工照明により演色性を考慮し、直射日光が
     入らないようにする。



  いずれにしろ、この種の施設は時代の流れでどんどんデザインが
  変わっています。
  
  いつでも、どこでも勉強できる筈ですので今流行っている店舗設計は
  どんなものか、スタディを繰り返しましょう。



  ■ 建築デザイン 8 課題 ■


  平成23年度 商業施設士試験 設計製図試験課題 >>


テーマ「街並みにとけ込む個性のある店舗」にトライしてみましょう。


[参考HP]

   商業施設士 >>

   店舗デザイン.com >>


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