2010/10/25

■ プロダクトデザイン 10 ■

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  ■ スケッチについて ■

デザイン手配に必要な3要素のうち、ひとつめの意匠図面について
概略説明します。

  ①意匠図面  部品表・総組立図・部品図など


ドローイングとはひとことで言うと「描く」という大変幅広い意味ですが、
ここでは、この意匠図面の前の「スケッチ」について記していきます。



1、デザインスケッチについて

パソコンのCADシステム等の普及により、建築、インテリアから工業製品で
あるプロダクト、服飾といった広い分野において、デザインワークにおいては

パソコンの利用が盛んになっています。
これからもソフトのバージョンアップによって、益々広がっていくことでしょう。

しかし、デザインのごく初期の段階では、依然として手書きスケッチが
使われることが多い。

これは、パソコンを利用した作業が複雑であるために、想像力を自由に
働かせたり、様々なバリエーションを試すことが必要とされる

初期のデザインには適さないためである。
(手書きによるパソコン入力システムが開発・販売されていますが・・)

このデザインスケッチ、とくに3次元形状を迅速かつ的確に表現する能力は、
他者への伝達のためだけでなく、構想内容を外観化し具体的に検討していく上で

不可欠なことである。この頭と手が連動する基本的能力の必要性はコンピュータの
活用が主流となる時代においても変わることはないはずである。

まだまだ、われわれの頭脳の方が複雑でコンピューターには負けていないと
いうことです。

プロダクトデザイナーの初学者は基本となる手法を学び、与えられたテーマについて
頭の中でデザインしながら、対象を三次元の視点から捉え表現するための

基礎的能力の習熟に努めることが大事である。
さらに、論理的判断を加える取り組みにより二次元的なものの見方や思い込みから

脱却することも必要である。
また構想案を的確かつ迅速に、客観的に表現するための基本的な方法、技術を習得する

事も大事である。
デザイン基礎講座編の最初に述べたデッサンなどは、美術系大学受験のための特別な

訓練を積んでいる者とそうでない者とでは、当初段階では観察力や表現力にかなりの
差がある。

未経験もしくは経験の浅い者は、最初はうまく表現できず悩むことになるが、
「能力がない」と決めつけてしまわないようにしましょう。

対象を3次元の存在として大きく捉える見方を培い、また特定の技術を身につければ、
意図する形を表現できるようになるのです。

それよりも、もっと大切なことが「この頭と手が連動する基本的能力」の必要性は、
最近話題の脳年齢を若くするっていうことのほうが、我々にとって良いことなのかも

知れません。


 [参考HP] 

  AIBO Official Site >>

    空山基氏デザインスケッチを探してみましょう。




2、スケッチのための透視図

平行投影のうち、視線が画面を貫く角度によって更に分類されるが、
平行な視線が画面に垂直に注がれる投影を垂直投影といい、

一般的には、その立体を上面、正面、右側面から写真を撮るように、
描かれたものを正投影図の三面図という。


   テクニカルイラストレーションの!!! >>



3、三面図・工業製図・機械製図

   機械設計のための基礎製図 >>



 この章は、デザイン基礎講座編 平面構成とほぼ同じです。
 デザイン基礎講座編は ホームをクリックして下さい。



 ■ プロダクトデザイン 10 課題 ■

  スケッチの作例(前回の課題 サングラスのデザイン)

着せ替え眼鏡「CHANGE」 デザインスケッチ

上記のPDFを参考に前回の課題のサングラスを2次元図面まで
描いてみましょう。

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