2011/01/10

■ クラフトデザイン 1 ■

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  ■ クラフト・デザインの特徴 ■



日本の縄文式時代、弥生式時代の陶器の作品から始まる、
我々の生活用具品をいろいろと眺めていると、その時代の製作者が

他の人々にとって、いかに美しく、美とぬくもりが息づき、私たちの暮らしに
潤いをもたらしてくれるように考えてきたかが見えます。

実用と美的価値が一体となった手工芸品などを広くクラフトと呼んでいます。
1950年代、北欧を中心に、クラフト・デザインという言葉が付加され、

クラフト・デザインという合成語が広く一般に使われるようになったのです。
アルヴァ・アアルトの椅子、エミール・ガレのガラスの花瓶や

カイ・フランクの陶器など、多くのクラフト製品が世界中に知られています。

一方、日本でも伝統工芸から発生してモダンなクラフトが数多く作られ、
現在では世界で最もクラフト製品を作る人口の多い国の一つでもあります。

また、今日では高いレベルのコンペティションが多く開催され、毎年、
優秀な作品が選出されていて人々の関心は高いといえます。




 アルヴァ・アアルトの椅子 >>

 カイ・フランクの陶器 >>

 エミール・ガレの花器 >>

 日本の伝統工芸品館 >>




 ■ 木工デザインの特徴 ■ 


立体の造形作品をつくるとき、必ず要る物が「素材」である。
従来の制作方法はまず、あらかじめ造形計画を完成しておいて、

その目的にかなった素材を選んでつくるのが、一般的であった。
現代では、これとは反対に、素材から入る場合がすくなくない。

それゆえ、制作に携わる者は、日頃から素材の性質や特徴をよく知り、
それを造形に活かすことに習熟しておく必要がある。

それは、知識として持っているだけでは十分ではなく、制作、
実験、参加など、何らかの体験を通して身に付けておくことが大切である。

素材それ自体の研究と並んで重要なのは、素材を加工する
手段(道具・機械)の研究である。

素材は加工手段を限定するが、その加工手段は形のありようを定める。
結局、加工手段は素材の性質とともに、フォルムを決定する。

そういう意味から、加工手段の研究は大切であり、新しい素材や
加工手段を創造することはさらに重要である。

そのような努力の中から新しい「技法」が生れてくる。


このように、素材-加工手段-技法という系列の観点から
三次元の造形・機能と役割りについて考えてみるのが

クラフトデザインである。
そして、その素材として木を扱うことを「木工」と呼んでいます。

木は樹木であるときが一番美しいと言われます。しかし、人が
穏かに暮すためには木の温もりがどうしても必要で、我々日本人は

特に木の文化の中で生活用品から、建築物まで利用してきました。


近年、木材は乱伐され自然破壊につながると心配されて、
木の使い方にはより一層の計画性が求められてきました。

しかし本来森林とは水と光がある限り無限の生産能力が存在し、
伐採を調整する事により、人類を永遠に支える素材であることは
間違いありません。

とにかく昔から親しみのある、いつも身近に存在していた木、
木材を立体造形作品等の素材としてデザインを捉えてみるのが
ここの特徴である。




■ クラフトデザイン 1 課題 ■

樹木、木を扱っていきますので、現在世界中の又は日本の
森林、造林の部分の世界がどんな現況なのか?

そして、木材も原材料として世界中流通しているはずですので
世界の状況、日本の木材屋さんという業態の現状について

調べる事から、この木工を考えてみましょう。



 参考 HP

   木の情報プラザ >>


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