2011/05/09

■インテリアコーディネート 3■

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感想(1件)



   ■ 販売とアフターサービス ■



インテリアコーディネーターの業務がコンサルティング・
セールスである以上、販売の実務を知っておく必要がある。

販売事務に欠かせないのが、帳票類の作成と各種文書の作成
であろう。

帳票類とは、主に「帳簿」と「伝票」のことであり、各会社毎
各情報の記録の保存、伝達、整理に工夫をこらせながら、

組織的な業務に取り組んでいる。
そして、関係会社、クライアント、顧客との商取引上の約束事

である「契約書」「注文書」「発注書」などという事務処理も
大切な事はいうまでもない。



1、わが国の小売業・卸売り業および小売業者のタイプ。

 今日では、インテリア関連商品はさまざまな小売形態で販売されている。
 そこで小売業の業態について概観しておく。


 1-1 小売業の業態

  ◇百貨店(Department Store)

   同一資本のもとに専門品(specialty goods)や買回り品(shopping goods)を
        中心とした多種類の商品を扱い、部門別ごとに品揃え、管理、販売する
        小売形態をいう。


  ◇スーパーマーケット(Supermarket)

   原則としてセルフサービス方式を採用している総合食料品小売店をいう。
   また、一般的には、低コスト・低マージンの経営方針を基底としている

   小売形態である。消費者の
   生活水準アップなどに呼応して、品揃えも食料品以外の部門を充実させて

   きているほか、低価格商品以外の商品も増えてきている。
 

  ◇コンビニエンスストア(Convenience Store)

   名前の通り、「利便性」をうる業態であり、品揃え、時間、距離の
   便利性を追求している店といえる。

   品揃えの便利性とは生活の中で急に必要になったとき、
   ないと困るものを扱ういう意味である。
 

  ◇専門店(Specialty Store)

   一般には、限定した商品分野において奥行きの深い豊富な
   品揃えをしている小売店をいう。通常、質の高いコンサル

   ティング・サービスを行っている。そのほか、商品だけでなく
   サービスあるいは店舗に独特の専門性や独自性を持っている小売店も
   専門店と呼ばれている。


  ◇ホームセンター(Home Center)

   元来DIY(Do it yourself) -住居の修繕や補修を自分でする-
   そのために必要な商品を専門販売する小売形態であったが、

   現在では住・余暇生活の複合的小売店としての性格を強めている。




2、アフターサービス


 商品を販売した後でも、商品の品質保証や苦情(クレーム)が
 発生した際の処理は重要な活動である。

 それらのアフターサービス(アフターケア)は、顧客の立場にたっての
 コンサルティング・セールスならなおのこと、必要不可欠なセールス行為の
 一環といえる。


 2-1 商品保証

 商品の正常な使用において生じた破損などに対する責任、
 品質や性能の欠点に対する責任を明確にするため、その保証をすることをいう。


 2-2 クレーム(苦情)処理

 クレームに対して適切に対応することによって、かえって販売者の信頼を
 高めることがあり、ひいては事後の円滑な販売につながる事例がすくなくない。

 むしろコンサルティング・セールスでは、そうした事後処理にこそ真価が問われる。
 インテリア・ビジネスでクレームが皆無ということは残念ながらありえないと
 考えておいたほうがよい。


  ①クレームの種類

   ◇商品の品質(構造上・機能上)の欠陥や、材質素材の
     不良やキズ、加工技術面でのミスからくるもの

   ◇品質、数量、手配、連絡などの行き違いや、もつれによる
            手続きミスや、帳票作成上のミスからくるもの


   ◇商品内容やメンテナンスについての説明不足や誤解によって、
            選択ミスや取り扱いミスが生じてクレームとなるもの


   ◇接客時の応対で失礼があったり、納品時の配送担当者や
     工事担当者・職人の態度が悪かったり、不快な行為があったことからくるもの

   ◇その他



  ②クレームの対処

   クレーム対策の第一歩は、予防つまりクレームを発生させないように
   することである。

   あいにく発生したら「迅速(スピーディ)に対応」する。
   まず、早急に顧客にあって事実を確かめる。

   電話や伝言では誠意を感じさせず、かえって事の処理・
   解決を困難にするので禁物である。

   その場で答えを出すのが理想だが、上司や業者との打ち合わせが
   必要で即断即決が無理な場合でも、なるべく早く解決策を提示する。

   なお、クレーム処理後は早めに報告書を作成する。
   報告書には発生の原因とその対処の内容を明記し、クレーム再発防止の糧とする。



 [参考HP]

インテリアだけではなく、こういった資格もあります。

  日本販売士協会 >>



 ■ インテリアコーディネ-ター 3 課題 ■

今年では多くの小売店がチェーン形態をとっています。
チェーンストア(Chain Store)と言われ、具体的には次の3種類に分けられます。

それぞれ、どういう形態のお店なのか調べてみましょう。


 〇レギュラーチェーン(Regular Chain)

 〇ボランタリーチェーン(Voluntary Chain)

 〇フランチャイズチェーン(Franchise Chain)



   ◇◇


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