2010/11/05

■ プロダクトデザイン 12 ■

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 ■ 3Dモデリングとモデリングマシーン ■

この10年ぐらいのコンピューターの進化とインターネットの
技術によりプロダクトデザインワークも大きく変わってきています。

それは、3次元CAD等のモデリングソフトウエアを使用し、
2次元図面から3次元モデルを制作するようになったのです。

3DCGを用いてそのシミュレーションやプレゼンテーションを
することは、必要不可欠な過程になりつつある。と同時に、

このことによって、今までには出来得なかったプロダクトが
生み出されてきていることも事実である。

これからは、思い描いたプロダクトを3Dアプリケーション上で
的確に表現してゆくことと、それを魅力的にプレゼンテーションする

能力がますます求められるでしょう。
高精度なプロダクト・モデルはもちろん、建築物から都市景観などの

大容量モデルの制作まで、用途に応じたモデリングツールを
活用した制作が、プロの世界ではどんどんおこなわれています。

巧みに使いこなすことが出来れば、それに越した事はないが
プロダクトデザインから建築・インテリアデザインまで幅広く

利用されているCADと3Dアプリケーションの概要を把握し、
思い描いたプロダクトをイメージ通りに描画しプレゼンテーション

してゆく過程は、インターネットの世界でアプリケーション間の
データのやりとりも含めて一貫した流れとして世界標準となりつつ

あるので、早めに取り組んでおくべきでしょう。
また、コンピュータを用いた新たなプロダクトのあり方や表現について

実践的に発想する力を身につける必要もある。




また今日、生産の現場においてCAD/CAM、CAIDの進展は著しい。
CAMとは Computer Aided Manufacturing

「コンピュータ支援による製造(生産)」という意味です。
CADで作成し3DデータをNCマシン等で実際の製品を製作するために

必要な加工データを作成NCマシンによりモデル加工を行います。
CAID(computer-aided industrial design)とは、

CADよりさらに高精度の3次元計算、グラフィック表現ができる
プロダクト専用と言っていいCADのことである。

このCAD/CAM、CAIDの流れは単に生産の現場に留まらず
デザインの現場においても同様のことが言える。

プロダクトデザイナーとして基本的な知識を持つ必要があると同時に
エンジニアとのコミュニケーション、3次元シミュレーションとの

関係においてもその概略を知っておく必要がある。
コンピュータモデリング、NCマシンによる実作モデルの操作方法の

基礎を学んでいかなければならないが、独学では無理なので
基本的なデータの流れ、Gコードの概略、プログラムの流れなどを

いろんなHPや文献で概略、理解していくべきである。
なにかの機会があれば、デザイン課題のNCによる制作を行うと

いいだろう。
さらに、モノ作りの世界はCAE (computer aided engineering)という

設計案の機能・性能検討を実施する場合、実際に試作品を作成して
実験評価するのではなく、これと同様の検討をコンピュータ

シュミレーションにて実施することもできるようになった。
これにより開発費用の大幅削減や開発期間短縮が図られ、

さらに実験では不可能な極限条件で評価することもできるのである。
このように技術面のことは、よりコンピューターに移行できるので

我々のデザイナーの頭の中の、より多くのデザイン力が求められて
いるのである。


 [参考HP]
     
    ss-CADsystem >>

    建築系ですが、学生なら無料で提供されてる3Dソフト Archi CAD教育版 >>



 ■ プロダクトデザイン 12 課題 ■

今、日本の企業等のプロダクトデザインで一般的に
使用されているソフト等には下記のようなものがあるが、

他に使われているソフト等なども探してどんな特徴があるのか
調べてみましょう。

   ◇Rhinoceros、

   ◇Alias Studio Tools(Auto Studio)、

   ◇CAMAND

   ◇I-DEAS

   ◇5軸NCマシン


  ◇◇
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