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(2013/5/16 18:49時点) 感想(0件) |
■ デザイン仕様書・配色表 ■
Ⅰ、デザイン仕様書とは
一般的なプロダクトデザイン製品についての仕様書とは、機器構成表、
機器仕様書などのことをいい、機器仕様書とは、機器外形寸法図
(上面図、正面図、背面図、側面図 など)と機器の仕様(材質、加工方法、
塗装等表面処理方法など)が記載されている資料です。
CAD等で外形寸法図を作成します。正面図は、後に機器の操作を検討する
場合もあるため、できるだけ詳細に描きます。
さらに、機器の選定作業中に調べた、機器単体の仕様を簡単な表に
まとめて掲載します。
メーカーによっては機器単体の機器仕様書を用意している場合もあります。
[参考 HP]
電気音響システムの機器構成表、機器仕様書 >>
Ⅱ、製品の色彩と表面処理効果
1、製品価値を高める色彩
製品の色彩価値はユーザーが受ける美的効果、象徴性、季節性、時代性、
国民性、年齢などの属性によって大きく影響をうける。
色彩は製品の表層そのものであるから、これに関連するデザイン、商標、
包装などの色彩はユーザーの製品選択に心理的影響を与えている。
① 製品に興味を持たせる。
② 製品の性能、品質、等級を表す。
③ 製品の性格を象徴する。(〇〇らしさ)
④ 商標と関連して企業イメージを表す。(コーポレイトカラーの導入)
⑤ 所有する満足感を与える。
⑥ 競合する商品に対して差別化できる。
⑦ カラーコーディネートによって個別の商品をシリーズ化出来る。
カラーバリエイションによって関連製品をシステム化できる。
⑧ アクセントカラー使用は、製品のチャーミングポイントや
企業の商標に利用できる。
2、色彩と材質感(テクスチャ)
製品の色彩計画では色彩材料のテクスチャの選定が同時に
配慮されなければならない。
製品の表面の粗さの度合いが触感(肌ざわり)と存在感(立体感)を
表すために、製品の表面性質が平滑面(フラット)祖面であるかに
よって製品の性格を決定付ける。
色彩と光沢度(艶)の関係についても同様な配慮が必要となる。
3、色彩計画に用いる色標類
製品の色彩計画には、次のような色標類が一般に利用されている。
◇マンセル色票 (修正マンセル色票)
◇JIS標準色票(上記の色票に準拠している)
◇パントン・マッチングシステム(PANTON社・USA)
◇塗料用標準色見本帳(日本塗料工業会。色彩範囲が限定される)
◇印刷インクカラーガイド(大日本インク化学、東洋インク、
帝国インクなどの印刷色が主体でありカラーイメージ選定に利用)
◇身辺の着色器物類から収集(各種材料チップや雑誌などのカラー
グラビアの色調を見本として再現)
◇プラスチックカラーガイド(大日精化)
◇スモークアクリルマニュアル(電子機械工業会、各樹脂メーカー)
◇アルマイト着色見本帳(アルマイト染料メーカー)
◇電子触絞見本とサンドブラスト見本(各加工処理メーカー)
塗装色の色彩監理は製品の表面処理仕様書により指示され、
限界見本と共に染料配合率がマンセル値により管理される。
■ プロダクトデザイン 13 課題 ■
私たちがある製品を購入する際、多くのバリエーションの中から
ひとつに選定する要因となるのは、製品の機能性から外観の印象まで
様々ですが、その中で特に購買意欲に関係してくるポイントの
ひとつが色彩です。
今、貴方の家に有る製品のうちカラーデザインを変更するとしたら
何の製品を、どのようなカラーに変更しますか?
また、それは、何故ですか?
◇◇
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