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(2013/5/13 18:17時点) 感想(0件) |
■ リフォームとメンテナンスの計画 ■
住まいをライフスタイルに合わせて改装・増築する事を、
総称的にリフォームと呼んでいます。
従来の日本の住まいにおいては、今日のようなリフォームの
考え方は一般的ではなく、障子と畳を定期的に新しくする
模様替え程度のことしかなかった。
これは、木造軸組工法で真壁造りの構造上、仕上と構造体が
一体で、仕上げだけを変えるようにはできていなかったためと
考えられます。
これに対して、レンガや石の建物が主である地域に於いては、
構造躯体の寿命が長いために、仕上や設備だけを新しくして
長く使い続けるという考え方が一般的になっています。
本来リフォームは、このような建物において行われてきた
ものであるといえます。
しかし、昨今では日本においても、鉄筋コンクリート造等を構造体とした
集合住宅が急増し、建物の構造的な寿命が長くなりました。
そのため、間取りや仕上げ、設備などをライフスタイルに合わせて
リフォームし、快適な住まいに変える事が求められてきています。
また、木造住宅においても、構造と仕上を分離した構法も普及し、
仕上げだけを新しくすることや、設備などをレベルアップすることが
多く行われるようになってきました。
TVの番組の「大改造!!ビフォーアフター」などを見ると、
クライアントの完成後の涙に、私も感動してしまいます。
ただ見た目を改造するだけが匠じゃない。大改造というテーマを
通して、家族の絆が生まれたり、新しい発見や感動があったり。
そんな「心の中の改造」までやってしまう、それが
「大改造!!劇的ビフォーアフター」の本当のテーマなのです。
と、番組HPに書いてありました。
我々も、そんなデザイナーを目指すべきなのです。
□ 計画の進め方 □
リフォームの計画では、新築工事の計画と比べて
制約条件や不確実な要素が多くなる。
また、近隣の住人の生活に支障がないように工事を進める事自体、
なかなか難しいものである。
そして、既存のものを撤去、解体すると、予測外の問題が発生することも多い。
計画にあたって最も重要な事は、事前調査や診断を十分に行うことである。
不確実な要素を可能な限りなくしてから、計画し工事を始めるようにしたい。
とくにマンションなどの集合住宅では、区分所有法に基づく規制で、
リフォームしてはいけない部位などを定めている場合が多いので、
注意が必要である。
具体的には、建物を専有部分と共有部分、および専有使用部分にわけ、
リフォームの対象を専有部分のみに限定しているのがほとんどである。
いずれにしろ、建物の管理規則や使用細則などに別途定めが
あることが多いので、リフォームにあたってはこれに従うことになる。
□ メンテナンス計画 □
メンテナンスとは維持管理のことであり、その目的は
おおよそ以下のとおりである。
○住宅各部位の機能、設備、機器の性能を保持し、
長期にわたる使用を図る。
○住環境の安全、衛生の確保と公害の発生防止
○省資源、省エネルギーの達成
○損傷、老朽化及び機能低下の防止
これらの目的を達成するためには、管理制度や組織の確立と、
効果的な点検、整備、修理などの保全基準を規定することや、
経済的側面からは、社会環境の変化に対応する評価基準が必要となる。
[参考 HP]
大改造!!劇的ビフォーアフター 番組HP >>
◇この章のキーワード◇
◇共同住宅専有部分
◇共同住宅共有部分
◇集合住宅専有使用部分
◇区分所有法
◇耐用年数
◇法的耐用年数
◇維持管理組合
◇建物メンテナンス・リスト
■ インテリアデザイン 22 課題 ■
現在、日本の木造建築の古い建物は、現状の耐震基準に
適合しない住宅が数多くあり、耐震補強というリフォームの
要因が生活空間のいたるところに、潜在していると言われています。
リフォーム工事といっても、構造上主要な柱や壁は壊せない場合が
ほとんどなのですが、あまり気にしないで今住んでいる所を
リフォームするとしたら、どんな風にデザインしますか?
今、住んでいる建物か住宅の工事前(ビフォー)、
工事後(アフター)の平面図、展開図を描いてリフォームの
プランニングをしてみましょう。
◇◇
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