2010/05/11

■ インテリアデザイン 21 ■

-----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
------------------------------------------------

価格:2,520円
(2013/5/13 18:15時点)
感想(0件)



   ■ 仕上げ材料とカラースキーム ■



材料の選択にあたって、デザイナーはまずメーカーの
カタログをとりよせることを考えますが、メーカーの

カタログは材料の持つ良い面は書いてあっても、悪い面には
触れていないのが普通です。

しかし、どんな材料にも必ず欠点があり、デザイナーが
本当に欲しいのは材料の持つ欠点なのです。

デザイナーはその欠点をカバーするように、使用場所、
位置、加工寸法、補強方法を考えなければならないからです。

また、建築材料がその欠点をあらわすまでには、非常に
長い時間がかかります。メーカーから次々と発表される

新製品は、その意味では完全な材料実験がすんでいない
ことになります。

デザイナーはその材料の使用された建物を見て、欠点の
研究や対策の工夫をします。そして、なるべく長い

使用実績のある材料を使いたいものです。

 
建築物は、ふつう30年から100年程度の寿命といわれ、
さらにそれ以上の耐用年数を持つものもあります。

建築物自体の用途が時代に合わなくなる場合もありますが、
それを別として、使用している途中に、部分的な故障をおこします。

建具は丈夫なのに建具金物、丁番などがこわれることなどが
よくある例です。これでは良い設計とはいえません。

建築物の各部分の材料の耐用年数を合わせることは、
材料設計の大きな目標なのです。

デザイナーは、基本的材料、鉄、コンクリート、木材、アルミなどの
基本的特性について、普段からスタディしておく必要があるでしょう。


 □ インテリア仕上げ関連材料の分類 □

 ● 壁装材
 ● 吸音材

 ● シーリング材
 ● 左官仕上げ材料

 ● カーテンウォール
 ● 塗料製品

 ● 吹き付け材料
 ● 防水工法材料

 ● 床・壁・天井仕上げ材料
 ● 断熱・防音材料 


   その他の製品は建築デザイン 21で紹介



 □ カラースキーム(色彩計画) □

空間の色彩計画は服飾の場合と大きく異なります。
美術館では、素晴らしい彫刻と絵画、そして鑑賞する人々が

魅力的であるように空間の色彩が計画されており、商業建築や
広告看板などのあざやかな色の氾濫する都市空間中では、

白とか黒の服装がエレガントにみえます。
私達の仕事をしたり、生活する空間では、人々の動きが

いきいきと感じられます。空間の色彩計画には、そういった
背景としての色彩計画の考え方が必要なのです。

現代の色彩計画は、材料の開発が盛んに行われ、それに
対する要求も多様化しています。

色彩芸術である絵画が生活のなかにたくさん入ってきている時代に、
色彩計画の基本をまとめるのは難しい事ですが、

要点は次のようになると思われます。


 1、基本色 Basic Color

       計画の基本色を決め、それとの調和、対比でまとめる


 2、テーマ色 Theme Color

       テーマカラーを決め、それとの補色関係、
       グラデーション、同色系統でまとめる


 3、アクセント Accent

       空間に方向性を与える


 4、危険な配色 Adventure

       成功すれば、現代的な空間構成となる


 5、素材の色 Native Face

       使用する場合は、あまり種類は多くないほうがよい



    [参考 HP]

         左官工事 素材と下地、工法 >>

   部屋の配色例 >>


 ■ インテリアデザイン 21 課題 ■

仕上が木材や石材に見えるのに、じつは素材は石膏ボードや
鉄やプラスチックであるというような、いろんな材料が市販されています。

街は、これら商品を実際につかっているモデルルームでもあります。
どこに行っても、自分だったらどう使用するのか、どうデザインするのか、

注意深く見回してスタディしてみましょう。


   ◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

0 件のコメント:

コメントを投稿