2010/05/01

■ インテリアデザイン 15 ■

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  ■ エクステリア・建築のデザイン ■


我々人間の自由空間を、内と外に分けると、インテリアデザインは
内部空間のデザインを、そして、エクステリアデザインは外部空間の

デザインということになる。
そして、それらを統合してまとめ上げたものが建築デザインと

言うことがいえる。

 人間の統一的な美的生活感覚を、限られた室内の中で
家具調度・配列・色彩・照明などにわたり充足させるのが

この講座のインテリアデザインである。
その外観の構造について同様に工夫するのがエクステリアデザイン。

これには、建築に付随する庭園、屋外の照明や椅子・テ-ブルなどが
幅広く考えられる。

しかし、これらについても厳密な境界線などあるわけがなく、
都市環境を考える「建築とエクステリア」では、都市政策上から

要求される問題や近隣からの要求、あるいは建物にふさわしい
外構デザインとして、建築の外的条件と所有者あるいは

建築利用者からの内的整備なもののインテリアデザインから、
捉えられてデザインされるものなのです。

その中で、インテリアデザインと特に密接に影響しあう物として、
開口部のデザインがあげられます。

開口部というのは建物に開けられた穴のことです。
窓、玄関、換気口など、どんな建物にも開口部は必ずあります。

開口部は、建物を外側の世界に開き、逆に外側の世界を
建物に招き入れる役割をなすものです。

この機能を上手に用いることで、その建物に出入りする光や風、
人間などをコントロールできます。

開口部のデザインは、建物を特徴づけ、インテリアの快適さを
左右する大事な要素なのである。

こうした開口部のデザインは、大昔の建築家の時代からずっと、
空間演出の手法として注意深く扱われてきました。

古代ローマ建築であるパンテオンのドーム天井に開けられた
窓からは、いまも神々しい光が降り注ぎ、訪れる人の心を打ちます。

ゴシック建築のいろんな色の光に綾どられるステンドグラスしかり。
外の世界は、開口部によって切り取られることで、

その美しさを増すのである。開口部はいまもこうして人を
惹きつけているのです。


建物の規模や形態、機能が多様化している現代において、
開口部に注がれる視線はますます熱く複雑になり、

建築におけるその重要性はさらに大きくなっています。
壁であり窓であり出入り口であるような、不思議な開口部を

持つスペースが現れたり、開口部の連続が構造そのものに
なっている建物がつくられたりもしています。

建物の内と外の関係は開口部のデザインによって大きく変わると
いうことにより注目し、開口部の操作によって、内と外との新しい

関係を模索する行為は、建築もインテリアデザイナーにとっても
必要なことだといえる。

オーソドックスかつ大胆なステンドグラスから、斬新な今世紀の
建築まで、今までの開口部の豊富なバリエーションデザインを
学ぶことはデザイナーとしては必須であろう。


   [参考 HP]

    窓のあるくらし YKKAP  >>

    デザイン決定づける窓を考える >>

    
 ◇この章のキーワード◇

 ◇引き違い窓
 ◇突き出し窓・押し出し窓

 ◇上げ下げ窓
 ◇開き窓・FIX窓

 ◇回転窓(縦軸、横軸)
 ◇ドレーキップウィンドウ

 ◇ライトフルウィンドウ
 ◇ボウウィンドウ

 ◇ベイウィンドウ
 ◇ピクチャーウィンドウ

 ◇ベランダ・坪庭の窓
 ◇トップライト・天窓

 ◇キャットウォーク
 ◇バナー・デザイン

 

 ■ インテリアデザイン 15 課題 ■

「窓のデザイン」 著:アマンダ・ベイリー 訳:越智由香
発行:産調出版 という本もありますが、上記のキーワードの

それぞれの窓の機能と仕組み、及びそのデザイン方法に
ついて調べてみましょう。

     ◇◇

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