2010/05/15

■ インテリアデザイン 23 ■

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■インテリアプランナー・コーデネイターの役割■

建築の設計をする建築家(アーキテクチャ)に対応して、
インテリアの設計をする人がインテリアデザイナーである。

インテリアデザイナーの中には、空間のデザインとともに
家具などのインテリアエレメントのデザインをする人も少なくない。

もっぱら製品のデザインに携わる人はプロダクトデザイナー
(インダストリアルデザイナー)の範疇に入ると考えてよい。

家具やテキスタイルなどでも、手工芸的な作品をつくり出す人は
工芸家(クラフツマン・クラフトデザイナー)といわれる。

また、インテリアの計画および設計を主要な業務と見なした
場合にはインテリアプランナーという呼び方もある。

これらに対して、インテリアの様々なエレメントを選択し、
それらを巧みに組み合わせて構成する人が

インテリアコーディネーターである。


インテリアコーディネーターの資格制度においては、
「インテリアエレメントの流通過程において、消費者に対し、

商品選択とインテリアの総合的構成等について、適切な助言と
提案を行う人」と定義されている。

しかしインテリアコーディネーターとして十分な能力をもつならば、
この定義の範囲を超えてより広い分野での活躍も可能である。

 
 □これらの資格の生い立ち□

それでは何故、このような似たような資格が生まれて
きたのであろうか?

インテリアプランナーとは、数十年前に国土交通省管轄の
住宅金融公庫の貸出条件のなかで、できた資格制度で

住宅の増改築をする場合のプランニングをするものの条件の中で、
無資格者の設計プランが多くなったため資格者制度をつくり、

割増融資の許可を出したところから生れてきたものである。

一方、インテリアコーディネーターは通産省管轄の
流通・販売を中心とした販売士制度の中から生れてきました。

このように両者は生れも育ちも違っていますが、
デザインのジャンル分けにはあまり意味がなく、

資格制度が分かれているだけだと思えばいいでしょう。
現に、これらの資格を持っている家具デザイナーなどもいて

活躍されている人がたくさんいます。

更地の状態の土地の上か、又はスケルトンの躯体の中で
イメージしたスペースプランを何もないところから

考えていくのが建築家・建築士やインテリアプランナーとすれば、
インテリアコーディネーターという職業は、これらの仕事とは違って、

設計図や透視図などの表現手段を駆使する仕事とはいえない。

したがって、このような表現方法の修得にエネルギーを
費やすのは無意味なことと思われるかもしれない。

しかし、インテリアと建築は不可分の関係にあるため、
仕事の上で建築関係の設計図書(図面や書類)を

参考資料とすることは多々あるはずである。
必要に応じて、それらを自ら作成しなければならない状況も

生じてくるであろう。また、インテリアコーディネーターの
仕事上の役割は多岐多様にわたるので、場合によっては

設計図書を参照しながら建築士や現場技術者・技能者と
建築の専門的な内容を打合せする事もあろう。

 いずれにしても、インテリアコーディネーターは、建築関係の基本的な
図書を「読む事ができ、かつ描ける能力」を、身につけておく必要がある。


 [参考 HP]

     インテリアプランナーとは  >>

  インテリアコーディネーターとは >>




 ◇この章のキーワード◇

  ◇インテリア商品・部材
  ◇インテリア商品の流通・販売

  ◇インテリア商品の組み合わせ
  ◇コーディネーションボード

  ◇照明計画・照明器具の選定
  ◇インテリアエレメント

  ◇カーテン・ブラインド
  ◇スクリーン・カーテン


■ インテリアデザイン 23 課題 ■

いま、貴方の部屋をイメージを変えたインテリアに変更しようと思います。
予算はいくらかかってもいいとするならば、貴方は

どんなインテリアエレメントをもって、どのように部屋のイメージを
変更しようと思いますか?

いろいろな、見本やカタログなどを見ながら
コーディネーションしてみましょう。

   インテリアコーディネートのポイント >>


   ◇◇

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