2010/04/08

■ インテリアデザイン 3 ■

------------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
------------------------------------------------
















■インテリア図面を描く CADシステム■

インテリアデザイナーに求められる表現技法は、
次の二つに分けることが出来る。

まず、クライアントに対する提案や説明のための
表現技法である。

次に、施工者や生産者に仕事の内容を正確に伝える
ためのものである。

クライアントに対しては、一般の人にもわかりやすい
図面や透視図などが必要で、これらはインテリアデザイナーが

自ら作成することが多いであろう。

 
一方、施工者などとの関係では、より専門的な図面や
見積書などのやりとりが行われる。

この場合、インテリアデザイナーとしては、
それらの資料の内容をよく理解して、疑問点や不備な点が
あったら的確に指摘する能力が求められることになる。

インテリアの構成を表現する設計図書には、次のような
ものがある。


<インテリアを現す図面> 併せてこの章のキーワード


 ◇ 平面図
 ◇ 展開図

 ◇ 天井伏図
 ◇ 床伏図

 ◇ 家具図
 ◇ 部分詳細図(収まり図)

 ◇ 建具表(建具図)
 ◇ 諸設備図 (諸設備 姿図)



<書類>

 ◇ 仕上げ表
 ◇ 仕様書
 ◇ 見積書


<その他>

 ◇ 室内透視図(インテリアパース図)などの3次元図
 ◇ フリーハンドスケッチ
 ◇ インテリア模型


 これらの図面や書類はそれぞれ表現する内容も方法も
異なるので、目的に応じて適した表現方法をとることになる。

しかし、各々は互いに密接な関係にあるので、相互間に矛盾や
食い違い生じないように、細心の注意を払う必要がある。

また資料として読む場合には、お互いの関係を総合的に
理解することが大切である。

建築工事で構造体の工事後の内部仕事として、関わる場合も
あるので建築の断面図、矩計図、構造図の内容も理解できる

力をつけておくことが望ましい。

いずれにしろ、インテリア独自の図法表現はさほど無く
建築図面と共通の製図規則となっているので、建築同様の
学習が必要である。


<CADやCGによる表現>

手描きのパースには、作者の個性が出るので独自の味わいが
感じられるよさがあるが、一品制作になるので、設計内容の

変更や修正に容易に対応することはできない。
また、複数の視点からの作図は別に描き起こさなければならない。

その点、コンピューターのを使って制作するCADやCGによる
透視図は形状、色、材質、照明光、太陽光などすべての要素が
デジタルで表されるので変更、検討の自由度は極めて高い。

さまざまな視点からの画が容易に作成できるので、プレゼンだけ
ではなく設計過程での検討・確認作業にも効果的である。


    [参考HP]

      フリーのAR-CADソフト >>

  インテリアインナーパース 室内スケッチギャラリー >>



■ 本日の課題 インテリアデザイン 3 ■

 JW-CAD for Windows をインストールし何の図面でもいいので、
図面を描くということにチャレンジしてみましょう。 

    JW-CAD for Windows(フリーCADソフト)ダウンロード >>

◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

0 件のコメント:

コメントを投稿