2010/04/18

■ インテリアデザイン 8 ■

----------------------------------------------
貴方だけのデザイナーズバイブル>>
本学校E-Book 使用例ブログ>>
誰でも学べるデザインの学校 購買部>>
-----------------------------------------------
















  ■ 店舗の計画とデザイン ■

 □  店・店舗とは  □

「商い」という行為は、古い昔からさほど変わってはいないにも
かかわらず、現代社会では極めて変動的な部分であり、
形が定まらず、社会変化の象徴のようにも見られている。

大都会のビルの谷間の、ぼろぼろのお蕎麦屋さんが繁盛している
かと思うと、郊外の洒落たレストランが閑古鳥が鳴いていたりする。
人々は、何に魅了されてその店を選ぶのだろうか?

様々な商業の形を、業態論だけで捉えるのは、現代では不可能と
いってもいい。

そこで、ここでは飲食店に注目し思いをめぐらせて見よう。

とにかく古くからの繁華街や、新しく出来たショッピングモール、
地下街、デパートの飲食店街、住宅街にあるラーメン屋、

電車のガード下の立ち飲みの居酒屋、などを観察目的で
見に行ってみよう。


様々な飲食店が、様々な形で存在し主張する。
それらは我々の創造力を次々と刺激し、それによって生じる

ちょっとしたカオスこそ今では現代都市の魅力のひとつだし、
それなしには成り立たない。
飲食店では飲食品だけが、商品であるのではない。

コンビニで一本500円のワインが、グラスで300円のところや、
一本2万円で提供される夜の社交場もある。

食べ放題一人1000円の焼き肉屋さんがあれば、ステーキ一枚
1万円という夜景のきれいなレストランもあったりする。

気の合う仲間と行く店、仕事で使う店、お昼休みに一人で使う店、
デートで使う店、家族で使う店など等。

何となくでも、もうお解かりでしょう。


形は文字通りの形ではなく、我々の頭の内に無数にある
イメージではないでしょうか。

その時、その状況、相手のいるいない、お金のあるなしも
有るかもしれません。

人々が行こう、行きたいと思える店が繁盛し、もう二度と来ない、
あの店は○○だから行かないほうがいいよという評判がたった店が、

淘汰されるのです。ごく当たり前のことですね。



 □店舗の企画とインテリアデザイン□ 

 店舗の企画は必要な要素を抽出し調査・分析の上、
目的とすべきものを創造的に設定する事。

すなわち「何をなすべきか?」を設定する事である。
一方、計画は設定された企画を具体化するために

「いかにすべきか?」の内容を設定する事である。
再度、全てのデザインワークの考え方の基本である

何時、何処で、誰が、何を、何故、如何にという5W1Hに
店舗などの場合はもう一つ「誰に、誰のために」という

考慮が必要になってくるのである。
インテリアデザイナーが企画から参加する場合もあるし

企画書を渡され、計画してくれといわれる場合もあるでしょう。

いつか、来るかもしれないチャンスに。
その自分に来たチャンスに、見事答えられるように。

我々はイメージつくりとその具体化の練習を日々して
いかねばならないのです。


   ◇この章のキーワード◇

 商業の業態論で捕らえた店舗 抜粋

    ◇百貨店
    ◇ショッピングセンター

    ◇パワーセンター
    ◇アウトレットストア

    ◇カテゴリーキラー
    ◇フランチャイズチェーン

    ◇ファーストフード店
    ◇ファミリーレストラン

    ◇中華料理店
    ◇居酒屋

    ◇和食・すし店
    ◇クラブ・ディスコ

    ◇ブティック
    ◇薬局・薬店

    ◇ドラッグストア
    ◇ジュェリーショップ

    ◇和・洋菓子店
      ◇理・美容室

    ◇小売専門店
    ◇ゲームセンター


 [参考HP]

        店舗デザイン.COM >>



 ■ インテリアデザイン 8 課題 ■

上記のお店に行くことが多いと思います。どのお店も誰かが企画し、
誰かが設計しデザインしたお店です。

自分の好みのお店だけではなく、いままで、自分では
行かなかったようなお店にいって、そのお店のインテリアの

イメージづくりとデザイン方法を盗み見て具体化の練習を
たくさんしてみましょう。

    ◇◇
---------------------------------------------
人気ブログランキングに参加しています。
このブログが役に立ったと思ったら、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
---------------------------------------------
本学校のデザイン学習の仕方はこちらから>>
---------------------------------------------
IT時代のデザインバイブル(デザインの方法・仕方)説明サイトへ>>
---------------------------------------------

0 件のコメント:

コメントを投稿