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事務所ビルの設計
生産・流通・サービスのための施設を事務所という。
そこで行われる執務作業の内容を的確に把握し、業務を
効率よく行える空間をつくり出す事が求められる。
また、同時に執務空間の快適性や都市景観の中での
外壁デザインの重要性も認識されてきた。
事務所の種類として、その所有形態により下記のように分類される。
1、自社ビル・・・・単独の企業専用ビル
2、貸しビル・・・・賃貸しを目的とするビル
3、区分所有ビル・・複数のオーナーが資金を提供し合い建設し、
区分所有するビル
□ 貸事務所の機能と構成 □
貸事務所の機能は収益部分と非収益部分があり、空間構成は、
その賃貸形式や規模によって多少の違いはあるが、次のように
構成される。
貸事務所
収益部分 事務 執務 一般事務室、役員室、受付、ホール等
情報 会議室、集会室、応接室、ショウルーム、
図書資料室、書庫、コンピューター室、コピー室等
その他 社員食堂、売店、貸し店舗、貸し倉庫、貸駐車場等
非収益部分
共用部分 交通 玄関、エントランス、廊下、
階段、 エレベーター、エスカレーター等
サービス トイレ、洗面所、化粧室、湯沸し室、倉庫等
非共用部分 設備 空調・ボイラー室、電気室、機械室、受水槽、
設備シャフト等(PS、DS、EPSなど)
管理 管理事務所、防災センター、守衛室、警備室、
休憩室等
□賃貸形式□
1、全階貸し・・・・建築物全体
2、フロア貸し・・・それぞれの階を単位として
3、ブロック貸し・・それぞれの階をいくつかのブロックに分けて
4、小部屋貸し・・・柱間などを単位にして、さらに小さく分けて
□レンタブル比□
延べ面積に対する貸室面積(賃貸しできる収益部分の面積)の比率を
レンタブル比といい、次の式で表わす。
レンタブル比[%]=貸室面積の合計/延べ面積×100
この数値は、収益部分の面積効率の重要な指標となるため、これを
高める事が、計画上最も必要である。
◇この章のキーワード◇
◇建築面積
◇延べ面積
◇基準階
◇特殊階
◇コアプラン センターコア
オープンコア
サイドコア
ツインコア、ダブルコア
外コア、分離コア
◇オフイスレイアウト
◇フリーアクセスフロア
◇システム天井
[参考HP]
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■ 建築デザイン 11 課題 ■
一般的な貸事務所のレンタブル比は延べ面積に対する
レンタブル比は70~80%、
基準階の床面積に対するレンタブル比は75~85%と
いわれています。
用途地域を商業地域とし建ぺい率80%、容積率400%、
30m×30mの敷地と仮定すると、建築面積は
30×30×0.8=720㎡の建物で、延べ面積最大は
30×30×4=3600㎡の建物で階数は、
3600/720=5 総5階建ての建物が出来ます。
この敷地は、南側のみ道路境界線だとしてグリッド用紙に向かい、
貴方が考える賃貸事務所ビルをレンタブル比を考えながら
エスキースしてみましょう。
◇◇
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