2010/03/09

■ 建築デザイン 15 ■

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感想(18件)



エクステリア・インテリアの設計


ここ数年、エクステリアに対する考え方が大きく変化して
いる事を感じます。

以前は住宅のエクステリアというと敷地境界をブロックと
フェンスで囲って、駐車場やアプローチの床は雨が降っても

ぬからない様にコンクリートを打つか、砂利を敷く程度で
十分という方が少なくありませんでした。

勿論、今日でもそれで十分と言う方もいらっしゃいますが、
一方で建物だけではなくエクステリアにもこだわりを持って、

夢を実現しようとされる家づくりをする人が
明らかに増えて来ています。

つまり「囲う」「隠す」時代から「見せる」「楽しむ」
時代へと変化しているのです。 

日本のインテリア空間は、時代とともに国際化し、
質も向上してきました。

個人個人のライフスタイルに合わせたインテリアの重要性が
どんどん増してきています。

一方、住宅のエクステリア空間も、ガーデニングの普及や
環境緑化の意識向上とともに、注目が高まっています。

エクステリアとは、「住まい等の外部空間」全体のことを
指します。

外に開かれた空間であり、住まいの表情を装い、街並みの
一部として、道行く人を楽しませる「心地よい風景」を
作り出す。

それは、そこで生活する人のライフスタイルや個性を表現し、
「植物」を使った自然溢れる景観をデザインすることです。

建物の顔ともいえる、門まわりやアプローチ、駐車スペースなど、

道路に面した「半公共空間(パブリックスペース)」を
周辺環境へ配慮して設計・デザインすることが重要なのです。

店舗などでは、アプローチ計画としてゲストへの迎え方が
現れるところです。

以前は道路に面して建てられた事務所ビルなどもこの
「半公共空間(パブリックスペース)」のデザインが重要に
なって来ました。

そして、こういう一軒ごとの「エクステリア」が連続して
初めて「美しい街並み」が形成されるのです。

また、エクステリアデザインには、景観デザインだけでなく、
インテリアデザイン同様に、そこで生活する人が暮らしやすい
デザインが求められます。

安全で快適な材料や施工方法を充分に理解した上で、
設計・デザインに取り組む必要があります。

インテリアとは異なり、雨風やほこりの影響を受けやすいので、
滑りにくい材料を選ぶことや、時間とともに質感が変わって行く、

経年変化を考慮してデザインすることが重要です。
エクステリアの中で、最も変化することを考慮しなければ
ならないのは「植物」です。

日々成長し続ける「樹木」や「草花」は、景観を創る大きな
要素であり、エクステリアの主役です。

エクステリアデザインとは、ただ単に、門や塀をデザインする
ことではなく、植物を中心に「建物とのバランスを考慮した
景観として」デザインすることなのです。


   [参考 HP]

 エクステリアデザインの工夫 旭トステム外装(株) >>



 ◇この章のキーワード◇

  ◇エクステリアプランナー
  ◇造園技能士、造園施工技術者

  ◇エントランス、アプローチ、
  ◇門廻り、駐車スペース、庭園、塀、テラス、バルコニー

  ◇公開空地、パブリックスペース
  ◇屋上緑化、省管理型屋上緑化、管理型屋上緑化

  ◇環境緑化
  ◇砂防ダム

  ◇門扉、フェンス
  ◇カーポート

  ◇オーニング
  ◇ガーデニング

  ◇装飾照明、ライトアップ
  ◇パブリックアート、ストリートファーニチャー



 ■ 建築デザイン 15 課題 ■

 もし貴方が、今住んでいる建物のエクステリアを見直すと
したならどこをどう直しながらデザインしていこうと考えますか。

「建物とのバランスを考慮した景観として」デザインして
みましょう。

さあ、しっかり鉛筆を握りしめ街並みに調和するするとは、
どういう建築デザインの中のエクステリアデザインなのか、

インテリアデザインとの関連性なども含めて考えてみましょう。



 ◇◇

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