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商業施設の設計
これからの商業施設はインターネットショッピングなど
情報化時代の流れの中で、どう変化していくのか?
商業施設の設計は時代と共に変化してきました。
今までは、商業施設の創作上の特質として、まず建築の
内容の整理を行い、次に如何なる器を設計すべきかと
いうようにむかってきた。
いわば、商業業態論に基ずく設計方法のやり方である。
しかし、昨今この商業業態論のみの設計では解決できない
問題が出てきております。
これは、現在のデザイナー達が追及している一番難しく、
今後も試行錯誤が続く課題ともいえます。
それは、今まで産業社会が生産した莫大な商品を
どうやって売りつけていくかという「売りつけの場」
「売り場」という概念では、実際商品が売れなくなったこと。
それと時代は情報社会というように、今の時代の最大の生産物は
情報そのものであり、そしてその情報というものを日々、
消費しているのが現在の社会であるからです。
情報により商品の価値が決定され販売量も違ってくるという
現実は、TVのCMやショールーム、各地のショッピング
モールなどで既に皆さんも気づいているでしょう。
□ 複合化する商業施設(コマーシャルスペース)□
情報機器の技術革新と情報産業に投下される巨大な投資が
相まって近い将来には無店舗販売が一般化し、キーを
たたくだけで安価に様々な情報・商品が得られるように
なりつつある今の情報社会において、
「わざわざ出かける価値の有る商業空間とは何か?」と
いうことである。
そのような商業空間とは、空間そのものと、そこに集まる
人々が醸し出す独特の雰囲気、または街の空気といった
ものであろう。
なんとなく無目的にでかけて、なにか面白い発見の喜びがあり、
時代の薫りを嗅ぎ、時代の流れをとらえ、自らの姿を確認できる
商業施設・空間が生き残ってゆくに違いない。
商業施設のなかに街の空気を作り出すためには、街を構成する
要素をいろいろ取り込み、諸要素の相互作用のなかに一つの
個性を確立することが必要になり、ホテルとスポーツ施設、
交通施設と文化施設、公共施設とショッピングセンターなどと
いうような複合化が、取り入れられ計画された施設が多く
なってきました。
□ これからの商業施設(コマーシャルスペース) □
この講座で述べている、公共施設、宿泊施設、レジャー施設、
スポーツ施設、文化施設、交通施設などと各種施設を個々に
論ずることが出来なくなってきている点が、商業施設の特徴である。
つまり、一つのスペースがより多目的、多角的に使用されるという
ことである。
そこでは、ものを生産しものを売る場ではなく、情報を生産し、
情報を消費していくことを中心テーマとする場である。
極端な言い方をすれば、すでに都市全体が巨大なスタジオに
なっていくのではないかと予想される。
それが多分、建築デザイン、商業施設のデザイン、あるいは
もっと大きくいえば、国土全体のデザインにすら大きな影響を
与え始めている。
◇この章のキーワード◇
街と商業ビルづくりの方向として何が重要であろうか?
いろいろな方向が考えられるが、下記のようなキーワードが
挙げられるであろう。
◇便利さを売る
◇安全な空間づくり
◇快適環境をつくる
◇憩いと安らぎの空間づくり
◇楽しさを売る
◇文化・教養の場づくり
◇情報空間をつくる
◇個性を主張する空間・街づくり
◇景観からの空間・街づくり
◇コミュニティの核になる
[参考 HP]
東京ミッドタウン >>
21世紀の商業施設は、ライフ・ソリューション・コミュニティへ>>
■ 建築デザイン 13 課題 ■
近くの商業施設とよばれるいろんな建物へ行ってみましょう。
その建物が持っている空間そのものと、そこに集まる人々が
醸し出す独特の雰囲気、または街の空気といったものを
感じてみよう。
なんとなく無目的にでかけて、なにか面白い発見の喜びがあり、
時代の薫りを嗅ぎ、時代の流れをとらえ、自らの姿を確認できる
商業施設・空間づくりになっているでしょうか。
建築デザイナー達の目的とした方向を感じ取ってみましょう。
◇◇
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