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■ インテリア産業概要 ■
社会資本の整備が遅れていた日本では、バブルの頃までに
いろんな街に、どんな街にも文化センターなどと呼ばれる
建物が造られました。
今はどの街でも、もう作るものなくなったなどと公共事業も
減ってきてます。
住宅も数量的に充足され、質についても着実に向上していると
みてよいでしょう。
しかし、21世紀をむかえて、さまざまな領域で20世紀型
社会からの変革が求められるようになってきています。
建築・インテリアの空間デザインにおいても、
より総合的な視点から、空間の周辺領域まで広げた
環境として捉え直そうという考え方が生まれてきている。
環境アセスメント(環境影響評価)という、創ってからでは
間に合わない問題などを、今まで以上に21世紀の本質のところを
追求していかねばならなくなってきているのである。
このように、社会資本の建物もある程度整備されてきた現状と、
ますます進む高齢化社会など、さまざまな要因によって
メンテナンスあるいはリフォームしながらそれらを使用して
いくために、私達はいくつになってもこれからの空間の
ありかたについて、探求できる建築・インテリアデザイナーに
ならなければならないであろう。
いま、インテリアデザイナーが携わっているビジネス業界を
みてみると次のような職名で呼ばれている。
職種名は違っていても、インテリアは単品商品だけで
デザインできるものではなくインテリア空間全体まで、
併せて将来まで見据えた思考が必要なのである。
□
インテリアデザイン業界 抜粋□
1、上記にあげた各施設・住宅のリフォーム業界
高度成長期に建てられたマンションの老朽化、
住宅ストックの増加、ますます進む高齢化社会など、
さまざまな要因によって需要の増大が見込まれている
リフォーム市場。
建設会社、住宅メーカーから地元の工務店まで、多くの
会社が参入している。
職を考える際のポイントは、小さな会社でトータルした
業務を行うか、大きな会社で一部を担うか。
将来、独立を考えているなら、小さなところでトータルして
経験するものひとつの方法ではある。
職種名として
● インテリアデザイナー
● インテリアコーディネーター
インテリアデザイン事務所・建築設計事務所など
プランニング業務など
● リフォームアドバイザー
コーディネーター、アドバイザーなど、呼称は
会社によって異なる。
顧客の要望を聞き出して、プランをまとめ、スケジュールや
施工会社の手配などの段取りもする。
営業を兼ねるところも多い。
顧客の本音を引き出せる信頼関係を築くことや、工事中の
ストレスを和らげるなどの気配りも大切。
生活感覚も役に立つ。
● CADオペレーター
増改築やインテリアプランなどの図面をコンピュータを
使って描く。
顧客への提案や関係役所への確認申請などで、デジタル
図画が必要となる。
建築士やインテリアコーディネーターには、自分で図面を
引く余裕がない場合もあり、そんな時には専門のCAD
オペレーターの活躍の場となる。
2、各施設・住宅の新築業界・不動産業界等
住宅を買った顧客のためのインテリアコーディネート、
マンションのモデルルームや住宅展示場でのインテリア
デザイン・コーディネートが代表的な仕事。
住宅メーカーやマンション分譲会社、インテリア
コーディネートの専門会社などが主な就職先となる。
顧客の要望を聞き出すコミュニケーション能力が必要と
なり、そして形にする知識とセンスが大切となる。
職種名として
● インテリアデザイナー
インテリアデザイン事務所・建築設計事務所など
● ショールームスタッフ
未経験でも入りやすいのが住宅設備メーカーの
ショールーム。
間取りやインテリアと絡めて相談を受けることが多く、
自分自身の勉強にもなる。
業界経験を積むのに適している。
● インテリアコーディネーター
顧客の家やモデルルームでインテリアを
コーディネートする。
顧客の要望を実現することと予算を踏まえ、最適の
空間調和を考えて家具やファブリックなどを選ぶ。
● エクステリアプランナー
庭園や外構の設計、施工を行う。家の中のデザインだけ
でなく、エクステリアのデザイン性が高まっている現在、
ニーズも高くなっている。
住宅メーカー、造園会社などが就転職先となる。
3、メーカー・建材店・内装・家具製造・販売・インテリアに
関する商品全般の業界
家具をはじめ内装、ファブリック、照明などインテリアの
領域は幅広い。
活躍の場も、メーカーや販売会社などさまざま。
いずれにしてもインテリアを扱うには、単品を売るだけの
「モノ売り」では、もはや務まらなくなっている。
空間全体の中でどう存在感を発揮するか、既存の空間を
どう引き立てるかといった演出と提案が不可欠。
職種名として
● インテリアコーディネーター
販売や仕入れなど、あらゆる場面で商品がどう活きるか、
どういう売り方の提案ができるかといったコーディネートの
スキルが必要。
インテリア関連のさまざまな会社でニーズが高い。
コミュニケーションをとることが大切なので、接客、
営業経験があると役に立つ。
● バイヤー
商社やショップなどの仕入れの仕事。
売れる商品を仕入れるには、コーディネートの視点が
欠かせない。
インテリアを専門に学んで、バイヤーになる人も多い。
● ショップスタッフ
家具やファブリックなど、インテリア関連の
店舗販売員。
4、商業施設デザイン業界
年間約20万件の新店舗ができるといわれるこの分野。
飲食店に限れば、1年間持たない店舗が60%に
達するという。
飲食店ブームの中、堅実なプランと戦略は必須となり、
店舗デザインとオペレーションへのコンサルティング
ニーズは高い。
コンセプトと事業計画を作り、それに沿ってデザインや
設備、スタッフを配置、開店後の経営まで含めて支援する
店舗プロデューサーに注目が集まる。
職種名として
● 店舗プロデューサー
建築、デザイン、店舗運営、資金などすべての面を
把握しアドバイス。
コンセプトに従って事業計画とスケジュールを組み立て、
それぞれの分野の専門家をコーディネートする。
また、開店後も計画通りに事業が進むよう、適宜サポート。
店舗開店・運営の黒子的存在。広い視野と同時に細やかな
気配りも大切。幅広い人脈も必要となる。
● 空間デザイナー
店舗の内装、装飾、インテリアなどをデザインする。
店舗コンセプトとオーナーのイメージを形にして
いくのが仕事。
動線など、運営上の視点を提示するのは、店舗
プロデューサーの役割で、二人三脚で仕上げていく。
● パーサー・模型士
店舗の外観や内装のイメージ画であるパースや
立体模型を製作する。
オーナーへの提案や、特にコンペティションの時など、
パースや模型が威力を発揮する。
● 厨房設備士、照明コンサルタント
飲食店の心臓部である厨房、店舗のイメージを左右する
照明は、それぞれのプロの力が必要となる。
厨房メーカー、照明メーカーには専門家がいる。
特に店舗への関心が必要で、好奇心が旺盛なことも大切。
マーケティング的視点で観察するなど、日ごろからの
心掛けも重要。
5、デパート等その他
〔参考 HP〕
株)越前屋 インテリア業界リンク >>
□インテリアデザイナーとしての職種名□
◇◇あわせてこの章のキーワード◇◇
◇ インテリアデザイナー
◇ 店舗プロデューサー
◇ リフォームアドバイザー
◇ キッチンスペシャリスト
◇ ショールームスタッフ
◇ 住環境福祉コーディネ-ター
◇ エクステリアプランナー
◇ インテリアプランナー
◇ バイヤー
◇ 空間デザイナー
◇ パーサー・模型士
◇ 厨房設備士
◇ 照明デザイナー・コンサルタント
◇ ディスプレイデザイナー
◇ 家具デザイナー
◇ 店舗デザイナー
■ インテリアデザイン 1 課題 ■
上記の職種名ごと、その実際の仕事の中身を調べてみよう。
[参考HP]
インテリア産業協会 >>
社団法人 日本インテリアデザイナー協会 >>
◇◇
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